日本時間8月26日16:00まで、↓のようにAliExpressでシャオミ製品の大規模セールを実施中です。
この中で、↓でレビューした「POCO F6」が、通常5.5万円ほどで売られているものが、こちらのページでクーポンコード「269BS4」適用で4万円を切っています。
ほぼパフォーマンスが変わらない「POCO F6 Pro」が日本で69,980円なので、これと比べてもかなりのコスパです。↓
もう一つ、「POCO X6 Pro」も、同じくハイエンド機ながら通常4万円ほどのところ、現在こちらのページでクーポンコード「149BS2」適用で35,779円で購入できます。
以上のように、「POCO F6」と「POCO X6 Pro」はいずれも今回4万円切りとなっていますが、どちらも性能としてはいわゆるハイエンド機に相当します。
そうなると気になるのが、どちらを選べば良いのか?という点だと思います。
というわけで両機種とも購入しているデイリーガジェットが、今回は比較レビューをお届けします。
どっちも良いものですよ!
1.スペック比較
まずはスペックを比較しておきます。下記の通り。黄色い部分は、勝っている方です。
これで4万円切りというのがあらためて驚きなのですが、やはり価格が数千円上がるPOCO F6の方が全体的に構成としては上位になります。
ディスプレイはほぼ同じものですね。
なお、両機種とも画面内指紋認証に対応しており、アンロックはかなりスムーズです。↓のようにロック画面でいつも画面下にうっすらと表示されている丸を指で触れるだけでアンロックできます。
なお、POCOシリーズではおなじみですが、両機種とも↓の純正ケースが付属します。マットな質感は両機種とも同じ。(左がPOCO F6。以下同)
2.筐体比較
続いて筐体を比較しましょう。
↓の左がPOCO F6、右がPOCO X6 Proですが、上述のスペック上も外形寸法がほぼ同じ(X6 Proが若干分厚い)だったことからも分かるように、サイズ感は非常に似通っています。
ポート類の配置も同様。
カメラは、POCO F6が2眼に対して、POCO X6 Proはマクロレンズがある3眼になります。
POCO F6はメタルの背面パネル。
対してPOCO X6 Proは樹脂製になっています。ただ、品質は高く安っぽさはありません。
実測重量はF6が182gに対して、
X6 Proが187gとほぼ同じです。
以上のように、筐体は両者ほぼ同じものとなっています。
3.画質・音質比較
続いては画質・音質比較です。
ディスプレイのパネルサイズや種類、解像度、リフレッシュレートまで同じ(ピーク輝度のみ若干異なりますがほぼ見た目に変わらず)なので、並べて同じ映像を表示すると違いはまったく分からないほど同じです。
ブラウジングも同様。ハイパフォーマンスでリフレッシュレートも高いため、動きはいわゆるヌルサクです。
動画再生も同様です。画質だけでなく、音質もまったく聞き分けられないほど同じです。いずれもDolby Atmos対応でとても高音質です。
以上、画質と音質については、見分け・聞き分けがつかないレベルで同じです。どちらも高画質・高音質です。
4.パフォーマンス比較
続いてはベンチマークスコアの比較です。
まずはF6から。↓の通りシングルコア1,874、マルチコア4,878です。
一方のX6 Proは、シングルコア1,191、マルチコア3,951です。
GPUスコアは、F6が8,821で、
X6 Proが4,707でした。
参考までに、最近レビューした機種のシングルコア・マルチコアスコアは↓の通り。
- UNISOC T606(Alldocube iPlay60 Lite):375/1324
- UNISOC T606(Alldocube iPlay50 mini):379/1372
- Snapdragon 680(Redmi Pad SE):419/1453
- UNISOC T616(Headwolf FPad3):453/1545
- Snapdragon 685(AvidPad S80):474/1499
- UNISOC T620(Teclast T50Plus):500/1501
- Helio G95(POCO M5s):683/1842
- Helio G99(Alldocube iPlay50 mini Pro):708/1867
- Helio G99(Blackview A200 Pro):732/2049
- Helio G99-Ultra(POCO M6 Pro):733/1977
- UNISOC T820(Anbernic RG556):871/2470
- Snapdragon 695 5G(dtab Compact d-52C):882/1966
- Dimensity 7050(Lenovo Tab P12):954/2353
- Dimensity 7050(Cubot Kingkong X):967/2474
- Snapdragon 7s Gen 2(POCO Pad):1034/3010
- Dimensity 8020(Blackview BL9000):1111/3140
- Dimensity 8300-Ultra(POCO X6 Pro):1191/3951
- Snapdragon 870(Xiaomi Pad 6):1304/3289
- Snapdragon 870(Lenovo Legion Y700):1306/3507
- Google Tensor G2(Pixel 7 Pro):1341/3044
- Apple A12 Biocnic(iPad mini5):1343/2973
- Snapdragon 8+ Gen 1(Zenfone 9):1809/4559
- Snapdragon 8s Gen 3(POCO F6):1874/4828
- Snapdragon 8 Gen 2(Xperia 1 V):2023/5235
- Apple A15 Bionic(iPad mini6):2067/4894
- Snapdragon 8 Gen 3(ROG PHONE 8):2280/7252
GPUスコアは↓の通りです。
- Snapdragon 680(Redmi Pad SE):346
- Snapdragon 685(AvidPad S80):382
- UNISOC T606(Alldocube iPlay60 Lite):445
- UNISOC T606(Alldocube iPlay50 mini):448
- UNISOC T616(Headwolf FPad3):506
- UNISOC T620(Teclast T50Plus):597
- Helio G99(Alldocube iPlay50 mini Pro):1272
- Helio G99(Blackview A200 Pro):1305
- Helio G99-Ultra(POCO M6 Pro):1305
- Snapdragon 695 5G(dtab Compact d-52C):1346
- Snapdragon 7s Gen 2(POCO Pad):1789
- Helio G95(POCO M5s):2142
- UNISOC T820(Anbernic RG556):2218
- Dimensity 7050(Cubot Kingkong X):2257
- Dimensity 7050(Lenovo Tab P12):2335
- Snapdragon 870(Xiaomi Pad 6):3274
- Snapdragon 870(Lenovo Legion Y700):3365
- Dimensity 8020(Blackview BL9000):4328
- Google Tensor G2(Pixel 7 Pro):4464
- Dimensity 8300-Ultra(POCO X6 Pro):4707
- Snapdragon 8+ Gen 1(Zenfone 9):6136
- Snapdragon 8 Gen 2(Xperia 1 V):7138
- Snapdragon 8s Gen 3(POCO F6):8821
- Apple A12 Bionic(iPad mini5):8,863
- Snapdragon 8 Gen 3(ROG PHONE 8):14486
- Apple A15 Bionic(iPad mini6):19373
いずれもハイエンドチップセットのパフォーマンスですが、特にGPUスコアはPOCO F6が大きく上回っています。
通常操作で体感することはほとんどないものの、ゲームプレイ用であればPOCO F6が高速です。
ストレージ読み書き速度はF6が↓で、
X6 Proが↓です。
以上のように、両機種ともハイエンド端末の高パフォーマンスですが、F6の方がワンランク上の処理性能になっています。
5.カメラ画質比較
続いてカメラ画質を比較しましょう。すべてデフォルト設定のまま、同じ場所から同じ風景を撮影したものです。
まずF6が↓で、
X6 Proが↓です。
カメラはX6 Proの方が構成が上ですが、撮影したものも空の色などをよく見るとX6 Proの方が若干鮮やかです。
葉っぱを最も寄って撮影してみました。↓がF6で、
↓がX6 Proです。
近接の品質を見ても、やはりX6 Proの方がカメラ性能は上になります。
さらに、X6 Proはマクロ撮影も選択できます。
結論!
以上、「POCO F6」と「POCO X6 Pro」を比較してきました。
音質・画質は同じ、筐体のサイズ感も同じ。一方でパフォーマンスはF6の方が特にGPU性能が倍近く高くなっています。そしてカメラ性能は、X6 Proの方が全方位で上回っていました。
というわけで、ゲームなどをメインで期待する場合は「POCO F6」、ゲームはそこそこで良く、むしろコスパやカメラ性能を重視するなら「POCO X6 Pro」が良いでしょう。
ただ、どちらを選んでもまず後悔することはない仕上がりになっています。
日本時間8月26日16:00までは、どちらも3万円台という衝撃プライスで購入できますので、超コスパハイエンドスマホをお探しの方は、ぜひチェックしてみてください!
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