ついに来年シャオミが独自チップセット投入か!ハイエンド3万円時代到来?

シャオミが来年、ついにスマートフォン向けSoCに参入し、独自チップセット搭載の端末をリリースする可能性があります。いくつかの海外メディアが報じました。

独自チップセットは現在、アップルやGoogle、サムスン、ファーウェイなど一部のトップメーカーのみ開発と実装、製品化に成功しており、OPPOやシャオミは撤退した経緯があります。

OPPOやBBKはその後の再参入の話は聞きませんが、シャオミについては撤退直後の2021年に同部門が復活し、いよいよ来年その成果が世に出るかもしれないとのこと。

来年のスマホ向け最先端チップセットはQualcommのSnapdragon 8 Gen 4やMediaTekのDimensity 9400など、3nmであるTSMC N3Eプロセスになります。

ですがシャオミはTSMC N4Pでの製造になり、5GモデムはUNISOCになるとのこと。

世代から考えて、性能はSnapdragon 8 Gen 1相当とみられています。

グローバル市場から制裁を受けているファーウェイや傘下のHiSiliconと異なり、シャオミはARMのIPにアクセスできるという強みがあります。そのため、CortexコアやARM GPUは搭載できそうです。

来年出てくるものはまだ世代が古めですが、今後シャオミが独自チップセットを進化させることができた場合、ユーザー視点で最も期待できるのは価格でしょう。


(写真は「POCO F6」)

シャオミは今でも、ハイエンド級性能で4万円台、セール時3万円台の↓の「POCO F6」に代表される、高いコスパを持った端末を出しています。

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Pixelのaシリーズを見ても分かるように、チップの世代交代やOS対応でメーカーにコストがかかるQualcommチップと異なり、独自チップセットはQualcommチップ搭載メーカーが課せられている制約によるコスト・パフォーマンスのトレードオフを別次元に引き上げられる可能性があります。

これにより、シャオミが現状4万円台まで引き下げているハイエンドスマートフォンの価格を、さらに1段階引き下げられることを期待したいものです。

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