Android 15からついにPCライクなマルチウィンドウモード対応へ【マルチインスタンスも】

Android 15から、PCライクなマルチウィンドウモードが搭載されそうです。

GoogleがAndroid Developers Blogの中で明らかにしました。

すでにデスクトップウィンドウモード機能は、Android 15 QPR1ベータ2でPixel Tablet上で利用可能となっています。

明言はしていませんが、今後Pixel Tablet以外のデバイスでも利用可能になりそうな示唆もされています。

2016年のAndroid 7.0から分割画面モードが搭載されましたが、それはまだPCライクというよりは、スマホの大画面化に応じた補助機能でした。

また、サムスンのDeXをはじめ、ファーウェイなどいくつかのメーカーは、独自にUIでPCライクなモードを搭載しています。

BlackviewやAlldocubeのような中小メーカーも、独自にPCモードを搭載しているほどです。

今回のAndroid 15のデスクトップウィンドウモードがそれらと違うのは、純正機能であるという点だけでなく、マルチインスタンスに対応していることが挙げられます。

上述したメーカー独自のPCモードは、基本的には複数アプリをウィンドウ表示できるというもの。

今回のAndroid 15では、マルチインスタンスなのでたとえばChromeを別ウィンドウで実行し、左右に並べるといった使い方ができます。↓

基本的な使い方は、アプリ上部に表示されるバーをドラッグすると、ウィンドウ表示に切り替わります。キーボードショートカットにも対応しています。

PCライクなタブレット利用というのはiPadOSが一歩先を行っており、AndroidはモバイルOSをPCライクに利用するにあたっての使いづらさを、各メーカーが独自に応急処置的に緩和しているという実情がありました。

ChromeOSではなくAndroidでそういった使い方が便利にできるようになれば、Androidのプラットフォームとしての魅力が増すでしょう。

詳細はAndroid Developers Blogのこちらのエントリ

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