今回は、多数の廉価タブレットやスマートフォンをリリースしているBlackviewから新登場した格安Androidタブレット「Blackview Tab 90 WiFi」の提供があったのでレビューします。
↓でレビューした「Blackview Tab9 WiFi」の兄弟機(廉価機)で、筐体サイズは同じです。
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それでは、見ていきましょう!
外観とスペック
同梱物は、↓のようにタブレット本体とmicroSDスロット用ピン、マニュアル類、USB Type-Aチャージャー、USB Type-A to Cケーブルです。
チャージャーは10w出力のコンパクトなもの。
マニュアルは日本語対応しています。
本体は↓の通りで、Blackviewおなじみの金魚の壁紙。1280×800とFullHDに満たない解像度ですが、発色含め表示品質は悪くありません。
スペックは、SoCにARM Cortex-A75@2.0GHz x2とA55@1.6GHz x6のオクタコアであるUNISOC T606、4GB LPDDR4x RAM、128GB UFSストレージ、最大2TB microSDカードスロット、リア13MPフロント8MPカメラ、11インチ(1280×800)IPSディスプレイ、8,200mAhバッテリー、Android 14ベースのDoke OS P 4.0となっています。
SIMは非対応。センサ類は加速度計のみで、ジャイロスコープその他は非搭載。widevineはL1です。
背面には↓のように技適マークもついています。
底面には何も付いていません。
上部にも同様。
サイドには、スピーカー穴と電源ボタン、音量ボタン。
逆側には、スピーカー穴、USB Type-Cポート、microSDスロット。
付属のピンでスロットをあけると↓の通り。SIMは非対応です。
重量は実測で557g。厚さは9.5mmありますので、筐体は分厚く重めです。
実際の使い勝手
初期設定を終えたホーム画面が↓。
プリインアプリは↓のように必要最小限。
設定画面も最もシンプルなパターンです。↓
解像度が低いので、デイリーガジェットを横向き表示してもデフォルトではスマホ表示になりました。↓
縦向きも同様です。
YouTubeで16:9の動画を再生したところ。スピーカーは左右から鳴るので、音質は(良くはありませんが)廉価機としてはマシな部類になります。
原神も最低画質でプレイはできます。ただ、たまに引っかかるので、ゲーム向きではありません。
気になるディスプレイですが、1280×800でFullHDに満たない11インチなので、文字のジャギーも少し見え、普段AppleのRetinaはじめ高解像度の表示に慣れている方は気になると思います。
ただ見づらいというレベルではないため、ブラウジングや動画視聴などで最低限の使い方にはそこまで影響ないでしょう。
ベンチマークスコア
Geekbench 6のスコアは、シングルコア352、マルチコア1020。
GPUスコアは266です。
ストレージ読み書き速度は↓の通り。
とにかく安いタブレットを探している方に
以上、「Blackview Tab 90 WiFi」を見てきました。
一部のAllwinner搭載機を除き、「普通に使える」パフォーマンスを持った廉価タブレットの中でも最低クラスのスペック構成になっています。
そのため、ゲームや動画視聴などを存分に楽しみたい方向けというよりも、必要最小限のユースケースに対応できるタブレットをとにかく安くゲットしたい方向けになります。
そんなニーズに向けては、特に現在の発売セール価格1万円は悪くないと思うので、気になった方は、ぜひチェックしてみてください!
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