Steam Deckは、ゲーミングプラットフォームSteamを運営するValveが2年前に発売した携帯型のPCゲームプレイ用端末。
Reviews.orgのこちらのエントリで、ValveのLawrence Yang氏がインタビューの中で、第2世代機「Steam Deck 2（仮称）」について述べています。
それによると、「Steam Deck 2」は（他の中華系ポータブルゲーミングPCのように）毎年新しいモデルを出すようなリリースはしないことを明言しています。
理由は処理性能の進化に乏しいことと、ユーザーに不公平を与えるものだから、とのこと。
この指摘は非常に的を射ていて、GPDやOne-Netbook、AYA等の中華系メーカーは毎年複数機種をリリースし、CPUは変われど処理性能や使い勝手はほとんど変わりません。それでいてユーザーにとっては、新機種を購入しても数ヶ月後には次機種のクラウドファンディグが開始されるという悲しい事態が常態化しています。
Steam Deckはこのようなスパンでは新機種を出さず、「Steam Deck 2」は現行機に比べて”飛躍的な処理性能アップ”をもたらすものとするとのことです。
一方で、使い勝手に影響するバッテリー駆動時間は犠牲にしないとのこと。
具体的なスペックや価格、投入タイミングについては明言していませんが、すでに「Steam Deck 2」が開発中であることを認めています。
まもなくAMD Ryzen Z2シリーズの登場を控えていることから、そのタイミングでより具体的な情報公開があるかもしれません。
いずれにせよ楽しみですね！
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