Dimensity 8200搭載で3万円のサブディスプレイ付きタフネススマホレビュー【Cubot Kingkong X Pro】

今回は、多数のタフネス(高耐久性)スマートフォンをリリースしているCubotから新登場した、DImensity 8200搭載のタフネススマホ「Cubot Kingkong X Pro」の提供があったのでレビューします。

背面に1.85インチの小型タッチディスプレイがついているという飛び道具的な機能もありますが、実際に使ってみるとディスプレイ表示品質も高く、処理性能も速く、廉価タフネススマホとしてかなり完成度高い印象です。

現在、AliExpressのこちらのページで、37,217円で発売セール中。さらにクーポンコード「R3Z52OJSKG8O」適用で3,191円OFF、かつアリエクは現在、年間最大の「独身の日セール」を実施しており、クーポンコード「169D11」適用で4,000円OFFになり、差し引き30,026円で購入可能です。

このパフォーマンスを考えると、かなりお買い得になっています。

背面には↓のようなサブディスプレイがついています。

それでは、見ていきましょう。

外観とスペック

同梱物は、↓のようにスマホ本体のほか、USBチャージャー(海外仕様なので使いませんが)、USB-Cケーブル、SIMピン、画面保護ガラス、マニュアル類となっています。

本体は↓の通り雫型ノッチ。起動すると、ディスプレイはかなり鮮明な印象を受けます。

スペックですが、ARM Cortex-A78@3.1GHz、A78@3.0GHz x3、A55@2.0GHz x4のオクタコアであるMediaTek Dimensity 8200、6.72インチ(2400×1080)ディスプレイ、最大144Hzリフレッシュレート、12GB/24GB LPDDR5 RAM、256GB UFSストレージ、10,200mAhバッテリー、リア100MP+5MP(マクロ)+0.3MP、フロント32MPカメラ、Android 14という構成。

デュアルnano SIM、microSD、33w急速充電、指紋認証をサポートしています。

対応バンド帯は5G:n1/3/5/7/8/28/38/41/77/78、4G FDD:1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/25/26/28a + b/66/71、4G TDD:34/38/39/40/41、3G WCDMA:v1/2/4/5/6/8/19、2G GSM:850/900/1800/1900。

MIL-STD-810H、IP68/IP69K防水に対応しています。

センサ類は加速度・光・近接・磁気・ジャイロ。残念ポイントとして、widevineはL3となっています。

背面には1.82インチのタッチディスプレイ。

これは時計のほか、音楽再生コントロールやカメラのプレビューなどにも使えます。デザインは後述するように変更可能。

サイドにはプログラムボタン「Smart Key」とSIMスロット。

SIMスロットは、キャップを外して、SIMピンで開きます。裏表で2枚のnano SIMが入ります。

底面にはキャップ付きのUSB-Cポート。

キャップを外すと、↓のようになります。

右サイドには指紋認証付き電源ボタン、音量ボタン。また、下部にはストラップホールも。

上部には何も付いていません。

厚さは実測で18.2mm。ノートパソコン級の分厚さです。

重量は一般的なスマホ2台分ほどはある390g。

実際の使い勝手

初期設定を終えたホーム画面は↓の通り。プリインアプリも↓だけでとてもシンプルです。

設定画面もシンプルですが、「Smart Key」などの独自設定項目もあります。

背面ディスプレイの設定は↓の通り英語ですが、特に難しいことは書いてありません。ON/OFFや輝度、表示内容の設定です。

フェイスは、↓のように変更できます。

サイドの「Smart Key」の設定は↓の通り。シングルクリック・ダブルクリック・長押しの3パターンで、動作を設定できます。

設定できる内容は、↓のような機能呼び出しのほか、

↓のように特定アプリの起動も。

背面ディスプレイとサイドボタンという飛び道具機能はあるものの、プリインアプリ含め全体的に非常にシンプルな構成。

また、ディスプレイ表示品質も高く、操作も速く快適で、タフネス機なので重さ・厚さはあるものの、スマホとしてとても使いやすいと感じました。

ベンチマークスコア

Geekbench 6のスコアは、シングルコアが1,292、マルチコアが3,676。

GPUスコアは4,341です。

性能としては、Google Tensor G2と同じかちょい高いくらいです。つまり型落ちハイエンド性能くらいはあります。

原神も、デフォルトで「中」画質。

プレイも快適です。

ストレージ読み書き速度は↓の通り。

3万円タフネス機としてはかなり上質

以上、「Cubot Kingkong X Pro」を見てきました。

発売セール価格ながら3万円で購入できる格安のタフネス機としては、かなり完成度高い一台となっています。

タフネス機なので大容量バッテリーやカスタムボタンなどの独自機能と合わせて、本体の厚み・重さがありますが、そもそもタフネス機が欲しい方はそのあたりは分かった上でということになると思います。

ディスプレイ表示品質、パフォーマンスの高さなど、クセがなく快適な使い勝手です。

というわけで中華タフネススマホをお探しの方は、結構良い選択肢になると思いますので、ぜひチェックしてみてください!

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