アマゾンで、12月6日(金)までの期間、ブラックフライデーセールが開催されています。
大量のセール品が出ていますが、中でもデイリーガジェット読者の大好物であろう8インチ小型サイズの格安Androidタブレットについて、価格帯別に最もコスパ高いものを比較しながら見ていきます。
以前のセール時にも同様の記事を配信しましたが、その後いくつか新機種が出ていますので、それらの情報を踏まえて更新しています。
↓のように片手でホールドできる小型タブレットは、やはり良いものですよね⁉
2万円前後クラス
まずは2万円前後のものから。
ブラウジングや動画視聴に加えて、ゲームプレイもカバーしたいのであれば、このクラスが最適です。
処理性能なら「iPlay60 Mini Turbo」
まず、もっとも処理性能が高いものであれば、↓でレビューした「Alldocube iPlay60 Mini Turbo」一択です。
2万円前後の小型タブレットの中で、Snapdragon 6 Gen 1を唯一搭載し、頭一つ抜けたパフォーマンスとなっています。
現在、アマゾンのこちらのページで、25,199円で購入可能。23,000円台だった発売セール価格よりは高くなりますが、2万円台でSnapdragon 6 Gen 1なら十分に高コスパです。
注意点は、生体認証とSIMに対応していないことです。
総合バランスなら、この3機種!
続いては、Helio G99搭載で通常用途であれば必要十分なパフォーマンスを持っていながら、生体認証やSIMやwidevine L1もサポートし、ジャイロやデュアルスピーカーも完備した総合バランスの最優秀機です。
このエリアでは、複数の新機種が出ており、前回セール時から状況が変化しています。
ここでは、3機種が候補になります。
まずはHeadwolfの別ブランドであるAlphawolf製の「Alphawolf APad1」。↓でレビューしました。
もう一つが、↓でレビューした「Alphawolf APad2」です。
もう一つが、↓でレビューした「Alldocube iPlay60 mini Pro」です。256GB版が登場しました。
スペックの違いと現在のセール価格は下記の通り。
8.4インチ(1920×1200)で5,500mAhバッテリーで128GBストレージの「Alphawolf APad1」が19,999円。
8.4インチ(1920×1200)で6,050mAhバッテリーで256GBストレージの「Alldocube iPlay60 mini Pro」が22,000円。
8.4インチ(2560×1600)で6,500mAhバッテリーで256GBストレージの「Alphawolf APad2」が24,249円。
これらはSoCや画面サイズ含めて、よく似ています。
もちろん自身のニーズに最も合ったものを選ぶのが良いですが、バランスが総合的に良いのは「Alphawolf APad1」でしょう。
まず対応バンドです。いずれも1/3/8はサポートしていますが、「Alldocube iPlay60 mini Pro」だけはドコモ必須の19、au必須の18/26をカバーしていません。
ソフトバンク回線であれば3機種であまり違いはありませんが、ドコモ回線・au回線であれば「Alphawolf APad1」か「Alphawolf APad2」の方がつながりやすくなるでしょう。
また、「Alphawolf APad2」はバッテリーと解像度が強化されていますが、その分重量が唯一370gと重くなっています。
というわけで、総合バランス1位は唯一2万円切りとなっている「Alphawolf APad1」に軍配が上がると思います。
ただ、それ以外の2機種もAPad1より優れた部分があるので、上記3機種であればハズレというものはありません。
1万円台クラス
続いては1万円台クラスです。
1万円を切るものもありますが、ブラウジングや動画視聴などで大きなストレスなく使えるもので最も安い小型タブレットであれば、1万円台のものを選ぶと良いでしょう。
ただし今回のセールでは、「Alldocube iPlay50 mini」は1万円を切っています。
総合バランスなら「iPlay50 mini」
まずは、UNISOC T600系SoCを搭載することで、ブラウジングや動画視聴であれば大きなストレスを感じないパフォーマンスを持った機種から。
このクラスであれば、↓でレビューした「Alldocube iPlay50 mini」か、
もしくは↓でレビューした「Headwolf FPad3」の2択になります。
ディスプレイはどちらも8.4インチ(1920×1200)でカメラなども同じですが、チップセットはiPlay50 miniがUNISOC T606に対して、FPad3がUNISOC T616なのでクロック周波数が上回ります。(体感に大きな違いはありませんが)
ストレージ種類については、FPad3が低速なeMMCに対して、iPlay50 miniはUFSということで、iPlayの方が高速。
ほかiPlay50 miniはシングルスピーカーに対して、FPad3はデュアルスピーカー。ですが、実際の音質や聞こえ方には、ほとんど違いは感じられません。
そんな両機ですが、FPad3は現在、こちらのページで15,500円でセール中なのに対し、iPlay50 miniはこちらのページで9,999円でセール中です。
上記の違いをどう見るかですが、実際の使用感で2,500円の差は感じられない方が多いと思うので、総合バランスではセール価格を踏み込んでいる「Alldocube iPlay50 mini」が良いと思います。
大手メーカー品が良いなら「Redmi Pad SE 8.7」
上記2機種よりもコスパは劣りますが、大手メーカー品が良いという方もいるでしょう。
それなら、↓でレビューした「Redmi Pad SE 8.7」も良いかもしれません。
アマゾンのこちらのページで14,980円となっています。
ディスプレイ解像度はFullHDに満たない1340×800で、チップセットはUNISOC T606と同等のMediaTek Helio G85搭載ということで、上記2機種よりは少しコスパは劣ります。
また、Androidではありませんが、アマゾンの「fire HD 8」も大手メーカー製の小型タブレット。こちらのページで、15,980円〜となっています。
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