格安タブ最強の一台登場!Helio G99搭載で1万円台のAlldocube新型11インチ90Hzタブレビュー【Alldocube iPlay60 Pro】

今回は、多数の廉価AndroidタブレットやノートパソコンをリリースしているAlldocubeから登場した新型11インチAndroidタブレット「Alldocube iPlay 60 Pro」の提供があったのでレビューします。

12月20日に発売になり、通常価格税込20,999円のところ、12月31日までの発売セール価格が17,999円となります。

販売はアマゾンのこちらのページ、もしくは楽天のこちらのページから。

Helio G99搭載の11インチ90Hzタブレットとしてはかなりの特価です。

ディスプレイ品質、筐体品質、パフォーマンスなど、発売セール価格とはいえ1万円台で購入できるタブレットとしては最上位クラスの仕上がりとなっています。この構成であれば、通常であれば3万円台前半、セール価格2万円台というのが相場なので、一気に価格帯を切り下げてきました。

廉価タブレットのヒーローシリーズであるiPlayの強さがあらためて発揮された印象です。

それでは、見ていきましょう!

外観とスペック

まずは同梱物から。

↓のようにタブレット本体のほか、SIMピン、マニュアル、USB-Aチャージャー、USB Type-A to Cケーブルとなっています。

チャージャーは10wで小型です。

本体はベゼルも厚すぎず、ディスプレイの発色も良好です。

スペックは、SoCにMediaTek Helio G99、Mali G57 MC2統合GPU、11インチ(1920×1200)IPSディスプレイ、90Hzリフレッシュレート、輝度450ニト、6GB LPDDR4x RAM、128GB UFS2.2ストレージ、リア5MPフロント5MPカメラ、7,000mAhバッテリー、18w充電、Android 14となっています。

widevine L1、重力・光センサ、GPS、デュアルnano SIM、顔認証をサポートしています。ジャイロは内蔵していません。

対応バンド帯は、 GSM:B2/3/5/8,WCDMA:B1/2/5/8,FDD:B1/2/3/5/7/8/18/19/20/26/28A/28B,TDD: B38/40/41となっています。

背面パネルはメタル製。カメラは1眼+LEDで、3つの円のうち1つは飾りです。

技適番号も貼られています。

本体横向き上部には電源・音量ボタン、SIMスロット。

付属のピンで開けると、nano SIM x2もしくはnano SIM + microSDの排他方式のスロット。

底面には何も付いていません。

サイドには2スピーカーとUSB Type-Cポート。

逆側にも2スピーカー。

厚さは8mmを切っており、廉価機としては平均〜ちょい薄めです。

重量は実測で514g。11インチ機としては標準〜ちょい重めです。

実際の使い勝手

続いては実際の使い勝手を見ていきましょう。

本体は↓のように、大きめの手であればギリギリ片手でホールドできます。

初期設定を終えたホーム画面は↓の通り。

ほぼGoogle純正のみの、とてもシンプルなプリインアプリ。

設定画面も2ペインで見やすくなっていて、特にゴリゴリカスタムは施されていません。

デイリーガジェットを横向きに見ると、↓のようにデフォルトでPCライクに見られます。

縦向きにしても、↓のように表示される情報量が多く一覧性が高いため、ブラウジングは快適です。

YouTubeを見ると、早送り・巻き戻しなどもスムーズで、音質も廉価機としては良質です。

原神はデフォルトで最低設定となります。

操作はスムーズで、ゲームプレイも問題ありません。

90HzリフレッシュレートでHelio G99ということで廉価機としてはパフォーマンス高く操作性や画面の動きは滑らかです。

ディスプレイの発色や輝度も廉価機としては優秀で、音質や筐体品質を含めて、1万円台とは信じられないくらいの仕上がりになっています。

ベンチマークスコア

ベンチマークスコアを見ておきましょう。

Helio G99機は数え切れないほどレビューしてきましたが、本機のGeekbench 6のスコアはシングルコア698、マルチコア1815。

GPUスコアは1266です。

ストレージの読み書き速度は↓の通りで、UFS2.2とのことですがeMMCと大きく変わらないほどの速度になっているので、ストレージの読み書き速度は低速です。

ストレージの読み書き速度は残念だが間違いなくコスパ最強

以上、「Alldocube iPlay 60 Pro」を見てきました。

Helio G99で90Hzで1万円台という時点でコスパ最強なのは疑いようがありません。

ストレージの読み書き速度だけが残念でしたが、実際の使用感はほぼ快適です。

というわけで、いま10〜11インチクラスの格安タブレットを買うならこれ一択だと思いますので、格安タブをお探しの方は、ぜひチェックしてみてください!

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