今回は、多数のミニPCをリリースしている台湾のPCメーカーGeekom製の新型ミニPC「Geekom A6」の提供があったのでレビューします。
Ryzen 7 6800H、32GB/1TBという構成で、最新CPUではないものの、大半の用途には必要十分な高性能を持っていながら6万円台というコスパを追求したモデル。
筐体は0.47リットルということで、片手で簡単に持てるほど軽量コンパクト。シルバー外装も良い感じです。↓
本機は直営ストア、アマゾン、楽天で購入可能です。
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それでは、見ていきましょう!
外観とスペック
まずは同梱物から。
↓のようにPC本体のほか、HDMIケーブル、電源アダプター、VESAマウントアタチメント、マニュアル類が入っています。
ACアダプタは薄型コンパクトで、出力は120wとなっています。
続いて本体を見ていきます。
外装はシルバーのメタル製で、天板には↓のようにGeekomロゴのメタルプレート。
スペックは、CPUにTDP最大45w、8コア16スレッド、ターボ4.7GHzで16MB L3キャッシュのAMD Ryzen 6800H。GPUはAMD Radeon 680M 。RAMは最大64GB DDR5-4800MHz(デフォルト構成では32GBが入っています)、ストレージは最大1TBのNVMe4x4 SSD(デフォルトでは1TB)、OSはWindows 11 Proという構成。
ポート類については、フロント側は、USB3.2 Gen2 Type-A x2(左側はPD対応)、3.5mmイヤホンジャック。
背面は、USB3.2 Gen2 Type-A、USB2.0 Type-A、USB3.2 Gen2 Type-C、USB4.0 Gen3 Type-C、有線LAN、HDMI2.0 x2。ポート類のサイズを見れば、本体のコンパクトさが伝わると思います。
サイドにはSDカードスロットもついています。
逆側サイドには空気穴のみです。
底面にはVESAアタッチメント用のネジ穴。技適番号もついています。
重量は実測で431g。スマホ2台分ほどと、とても軽量です。
RAMとストレージの換装・増設
本機はRAMとストレージを簡単に換装・増設できますので、そのやり方を見ていきます。
底面4つのゴム足を外し、ネジを開けると、↓のように底板を外すことが出来ます。
そこから4本のネジを外してパネルを取ると、↓のように基板にアクセス可能。上部にSSD、下部にRAMがあるシンプル構成です。
RAMはcrucial製の16GB DDR5-5600が2枚刺さっています。サイドのツメを傾けると、簡単に着脱可能です。
M.2はネジ1本で着脱できます。Kingston製。
ベンチマークスコア
続いてはベンチマークスコアを見ていきましょう。
CINEBENCH R23は、シングルコア1,552pts、マルチコア12,253ptsです。
他CPUとの計測値の比較が↓の通りです。まずはマルチコア。
↓がシングルコアです。
FF15ベンチは、標準品質・FullHD・ウィンドウ設定で4,305。
FF14ベンチは、やや快適の6,235となっています。
ゲーミング機ではありませんが、ゲームも可能な性能。
ストレージ読み書き速度は↓の通りです。
コスパバランスを追求した一台
以上、Geekomの新型ミニPC「Geekom A6」を見てきました。
軽量コンパクトで高級感ある外観もそうですが、性能と価格のバランスがよく考えられた一台でした。
ほとんどの用途に不自由を感じることのない性能でありながら、6000HのRyzenを搭載することで価格も6万円台に抑えているという、絶妙なバランスとなっていました。
ミニPCがほしいという方にとっては魅力的な選択肢になると思うので、気になった方はぜひチェックしてみてください!
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