Aoostarが、最新の小型デスクトップPC「GEM12+ Pro」を発表しました。
Ryzen 7 Pro 8845HSを搭載し、最大96GBのRAM、さらにはカスタマイズ可能な内蔵ディスプレイまで備えた意欲作です。価格は2199元(約4.7万円)からとされ、中国市場での販売が始まっています。
CPUはZen 4アーキテクチャを採用したRyzen 7 Pro 8845HSで、8コア16スレッド、最大5.1GHz駆動という構成。
グラフィックスはRDNA 3ベースのRadeon 780M(12コア)を内蔵し、AV1ハードウェアデコードや最大16TOPSのAI演算にも対応します。
筐体はCNC加工のアルミ合金製で、サイズは13×13×6cm、重量660g。
冷却にはデュアルファンとグラフェンVC素材によるベイパーチャンバー方式を採用し、BIOSから最大70Wまでのパフォーマンスチューニングも可能です。
モードは静音・バランス・高性能の3段階。
メモリは最大5600MHz対応のDDR5をデュアルチャネルで96GBまで、ストレージはPCIe 4.0 x4対応のM.2 2280スロットを2基搭載。
さらに外部GPUやRAID構成向けにOCuLink(PCIe 4.0 x4)ポートも備えています(コールドプラグ専用)。
ポート類はUSB4(40Gbps・前後各1基)、HDMI 2.1、DisplayPort 1.4、最大100WのPD対応USB-Cを含み、最大4画面(4K/120Hz)出力をサポート。
ネットワークはIntel製2.5GbE×2に加え、Wi-Fi 6とBluetooth 5.2を内蔵しています。
天面にはWindows Hello対応の指紋認証センサーを搭載。加えて、カスタマイズ可能なセカンドディスプレイでは、システム情報や時計、画像などをAoostar独自のFan 2.0ソフトウェアで自由に表示できます。