Lenovoが、中国市場向けに最新の11インチタブレット「Xiaoxin Pad 11(2025)」を正式発表しました。
MediaTekの新型チップ「Dimensity 6300」を搭載し、2.5K解像度・90Hz駆動のディスプレイ、7040mAhの大容量バッテリーを備えながら、価格はわずか899元(約125ドル)からという、非常に魅力的な価格設定です。
Dimensity 6300チップは、前モデルと比べて最大32%の性能向上があるとされており、6GBまたは8GBのRAM、最大256GBのストレージ構成に対応。
さらに最大2TBまでのmicroSDカードによる拡張も可能です。独自開発の「Lingjing Engine」により、アプリの起動や全体の操作性が向上しています。
ディスプレイは、2000×1200解像度の11インチLCDパネルで、最大500ニトの明るさを持ち、TÜV Rheinlandの認証を取得した2層構造のアイケア仕様。
長時間の読書や動画視聴でも目に優しい設計です。スタイラスペンにも対応しています(別売)。
音響面では、Dolby Atmos対応のクアッドスピーカーを搭載し、迫力あるサウンド体験を提供。7040mAhバッテリーは、オンライン学習時で最大11時間の駆動が可能とされ、スタンバイでは1300時間以上の持続が可能としています。
OSには、Lenovo独自の「Tianjiao Learning Hub」が搭載され、AIによるスマート画面認識、リアルタイム字幕、学習支援ツールなどを活用できます。ペアレンタルコントロール機能もあり、子ども向け端末としても安心です。
デザイン面では、7.15mmの薄型メタル筐体を採用し、洗練された外観と高い耐久性を実現。通信はWi-Fiのみに対応しており、セルラー版は存在しません。キーボードやスタイラスペンなどの周辺機器は別売で用意されています。
販売価格は以下の通りです。
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6GB RAM / 128GB ストレージ:899元(約125ドル)
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8GB RAM / 128GB ストレージ:999元(約139ドル)
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8GB RAM / 256GB ストレージ:1199元(約167ドル)
すでにJD.comでは予約受付が開始されており、初回販売は5月20日から開始予定です。
Dimensity 6300やAI学習機能搭載は地味ながら実用性が高く、特に学生や家族向けタブレットを探している層に刺さりそうなモデルです。
コメント
ちゃんとデイリーガジェットがデイリーしててえらい。