Xiaomiが新たに開発した自社製チップセット「XRing O1」が、Geekbenchに登場し、そのパフォーマンスが注目を集めています。
このチップセットは、最新のSnapdragon 8 Eliteとほぼ同等のスコアを記録しており、その性能に驚きの声が上がっています。
このチップセットは、Xiaomiが今月発表予定であるとされており、Geekbenchにおけるテスト結果がリークされました。
これによると、XRing O1はシングルコアスコア2,709、マルチコアスコア8,125を記録しており、Snapdragon 8 Gen 3よりも優れたCPUパフォーマンスを誇りますが、Snapdragon 8 Eliteには及ばない結果となっています。
また、Geekbenchに掲載されたXRing O1のコア構成も興味深いもので、2つのコアが1.80GHz、2つのコアが1.89GHz、4つのコアが3.4GHz、そしてさらに2つのコアが3.90GHzで動作していることが確認されました。この構成は少々異例であり、報告によれば、このチップセットはTSMCの3nmプロセスで製造されることが示唆されています。以前の予想では4nmプロセスでの製造が噂されていました。
このチップセットが搭載される可能性が高いとされるデバイスは「Xiaomi 15S Pro」で、同モデルは既にMiコードリポジトリでモデル番号「25042PN24C」として確認されており、また3C認証では90Wのワイヤード充電に対応していることも分かっています。
今後の公式発表が待たれるところですが、Xiaomiの新しいチップセットXRing O1の登場により、同社のスマートフォンのパフォーマンスがさらに向上することが期待されます。