PlayStationから新型ハンドヘルド機が2028年に登場か?Samsung製2nmチップ搭載のうわさも

ソニーが開発中とされる次世代のPlayStation携帯機について、新たなリーク情報が話題になっています。

コードネーム「Jupiter」とされるこの新型機は、2028年の発売を予定しており、Samsung Foundryの最先端2nmプロセス「SF2P」を用いたSoCを搭載すると報じられています。

この「Jupiter」は、現行の「PlayStation Portal」の後継機ではなく、全く新しいハイエンド携帯型ゲーム機とされ、PlayStation 6と同時期、つまり2027〜2028年に登場する可能性が高いと見られています。

当初は3nm世代のSoCが採用されるとの噂もありましたが、リークによると、SamsungのSF2Pノードが採用されるとのことです。

現時点で確定しているスペックはほとんどありませんが、一部では「3D V-Cache搭載」や「CU(Compute Unit)数が20〜40」といった情報も出ており、CPUにはAMDのZen 5アーキテクチャが用いられる可能性も指摘されています。

なお、SF2Pノード自体は2026年に本格稼働を予定しており、量産体制が整うまでにはまだ時間が必要です。Sony、AMD、Samsung Foundryの三者による正式な契約は未締結とされていますが、AMDが長年協業してきたTSMCではなくSamsungを選ぶ場合、価格面や性能面で相当なメリットが提示されている可能性があります。

特にTSMCの2nmプロセスはコストが非常に高く、代替としてSamsungの技術が浮上しているようです。