Realmeはグローバル市場で「GT 7」および「GT 7T」を発表したばかりですが、さらに大型のバッテリーを搭載した新スマートフォンのリリースを計画していることが明らかになりました。
中国発のブランドであるRealmeは、AndroidHeadlinesのインタビューにおいて、年内に7,500mAhの超大容量バッテリーを搭載した新端末を投入する計画があると述べています。
この容量は、すでに大容量とされるGT 7やGT 7Tのバッテリー(同じく7,500mAh)をも上回る可能性を示唆しており、Realmeが単なるSoC性能の向上だけでなく、バッテリー持続時間の革新にも注力していることを示しています。
ブランドとしての方向性にも変化が見られます。これまでは「コスパ重視」のイメージが強かったRealmeですが、今後は「バッテリー持ちの優等生」としてのポジション確立を目指す模様。カメラ性能で差別化を進めるOppoやVivoに対し、Realmeは「電池の持ち」で存在感を放とうとしています。
注目されるのは、この7,500mAhバッテリーを搭載する端末がフラッグシップ機のGTシリーズ(おそらくGT 8 Pro)になる可能性がある点です。ちなみに、GT 7 Proは6,500mAhのバッテリーを搭載していたため、確実なスペック向上が見込まれます。
一方、Samsungは最新の「Galaxy S25 Edge」で3,900mAhというコンパクトなバッテリーを採用し、Appleも同様に軽量・薄型の「iPhone 17 Air」を準備中と噂されており、Realmeの方向性は明確に逆を行く差別化戦略といえます。