Samsungが展開予定の新型タブレット「Galaxy Tab S10 Lite」が、ベンチマークサイトGeekbenchに登場しました。
モデル番号は「SM-X406B」で、Galaxy Tab Sシリーズの系譜に連なることはほぼ確実です。上位機種の「Galaxy Tab S11」や「S11 Ultra」に比べて価格を抑えた「Lite」モデルとして、注目を集めています。
この「Galaxy Tab S10 Lite」に搭載されるのは、Samsung製のミッドレンジSoC「Exynos 1380」。
同チップは既に「Galaxy A54」にも採用されており、Mali-G68 GPU、2.4GHzのパフォーマンスコア×4、2.0GHzの効率コア×4を搭載しています。
Geekbench 5.5.1のスコアでは、シングルコア782、マルチコア2,637というまずまずの成績で、動画視聴や軽いゲーム、Webブラウジングといった日常用途には十分な処理能力を備えています。
6GBのメモリと最新のAndroid 15を搭載しており、UIにはSamsung独自のOne UI 7が採用される見込み。最新のOSと相まって、スムーズな操作性が期待できます。
価格帯は「Galaxy Tab A9+」寄り?コスパで勝負する1台に
現時点ではディスプレイサイズやバッテリー容量、カメラスペックなどの詳細は明かされていませんが、Wi-FiモデルとLTE対応モデルの両方が展開されると噂されています。
また、「Galaxy Tab S10 FE」がExynos 1580を搭載し価格が499ドルからなのに対し、「S10 Lite」はより安価な「Galaxy Tab A9+」(約219ドル)に近い価格帯で登場する可能性も。
予算を抑えつつSamsung製のタブレットを使いたい層にとっては、有力な選択肢となりそうです。
現在、プロトタイプ段階に入っており、正式な発表は次回の「Samsung Unpacked」イベントで行われると予想されています。