LenovoからDimensity 6300搭載の新型11インチタブレットが登場!【Idea Tab & Tab K11 Gen 2】

Lenovoから、グローバル市場向けに新たなAndroidタブレット「Idea Tab」と「Tab K11 Gen 2」が発表されました。

どちらも共通の基本スペックを備えつつ、カメラ構成に若干の違いがあります。

SoCにはMediaTek製のDimensity 6300(最大2.4GHz)を採用し、GPUにはARM Mali-G57 MC2を搭載。メモリ構成は4GBまたは8GBのLPDDR4X RAM、ストレージは128GBまたは256GBのUFS 2.2仕様で、最大2TBまでのmicroSD拡張にも対応しています。OSは最新のAndroid 15を採用しており、今後の長期運用にも安心です。

ディスプレイは11インチのIPS液晶で、2560×1600の2.5K解像度に90Hzのリフレッシュレート、500ニトの輝度、1500:1のコントラスト比、NTSCカバー率72%と、動画視聴や読書にも適した仕様。さらに、10点マルチタッチや専用スタイラス(Tab Pen / Tab Pen Plus)にも対応しています。

サウンド面ではDolby Atmos対応のクアッドスピーカーを搭載し、没入感のある音響体験を提供。7040mAhのバッテリーは最大14時間の利用が可能で、USB Type-Cによる20W急速充電にも対応しています。

カメラ構成は、Idea Tabが背面8MP+前面5MP、Tab K11 Gen 2は背面13MP+前面8MPと差別化されており、より高精細な撮影を求める方にはK11 Gen 2が魅力的でしょう。

そのほか、nanoSIM&microSDスロットを搭載し、K11 Gen 2ではeSIMにも対応。通信面では5Gを含むモバイルネットワークに加え、Wi-Fi 5やBluetooth 5.2、GPS各種衛星測位システムをサポート。3.5mmイヤホンジャックやIP52の防塵・防滴性能、約480gの軽量ボディなど、日常使いに適した工夫も充実しています。

カラーはLuna GreyとPolar Blueの2色展開。専用フォリオケースやキーボード、スタイラスなどの純正アクセサリもラインナップされ、Idea TabにはLenovo製の完全ワイヤレスイヤホン「E310 TWS」が同梱されるのも特徴です。

価格や発売時期の詳細はまだ明らかにされていませんが、コストパフォーマンスに優れたミドルレンジタブレットとして、今後の展開に注目が集まります。