高性能かつコンパクトなミニPC「Minix NGC N713」が登場。
手のひらサイズ(11.9×11.9×3.79cm)のアルミボディに、デスクトップ級のパフォーマンスを詰め込んだ製品です。
プロセッサーには、10コア構成(パフォーマンス6+効率4)で最大4.9GHz駆動のIntel Core i7-13620H(第13世代)を採用。標準で32GB(DDR5-5200MHz)のデュアルチャネルメモリを搭載し、最大96GBまで拡張可能。ストレージには高速な1TB PCIe 4.0 x4 NVMe SSDを標準搭載しており、追加でM.2スロットによる最大4TBまでの拡張にも対応しています。
映像出力は最大4画面、8K/60Hzまでサポート。HDMI 2.1端子2つに加え、Thunderbolt 4(DisplayPort 1.4対応)、USB-C 3.2 Gen2も備え、あらゆるモニター接続に対応可能です。
通信面でも抜かりなく、2.5Gbpsと1GbpsのデュアルLANポート、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2を装備。給電は100WのUSB-C Power Deliveryに対応し、USB-Aポート4基や3.5mmオーディオジャック、Kensingtonロックなど周辺機器接続も万全です。
冷却にはアクティブファンによる冷却機構を採用し、発熱を抑えながら安定動作を実現。OSはWindows 11 Proをプリインストール済みで、Linuxディストリビューションにも幅広く対応。さらにVESAマウントにも対応しており、モニター背面への設置も可能です。
価格は$659(約10万円)と、構成を考えれば納得の価格帯。ASUSの「ROG NUC 2025」やBosgameの「M5 AI Mini PC」といった競合製品も登場する中で、シンプルかつ高拡張性な構成はMinixならではの魅力といえます。
なお、日本での発売は不明です。