Vivoから新たに、5G対応の格安スマートフォン「Vivo Y300c」が登場しました。現在は中国国内で販売がスタートしており、価格は日本円にして約3万円前後(約195ドル相当)となっています。
Vivo Y300cの魅力は、低価格ながらも充実したスペック構成にあります。SoCにはMediaTek Dimensity 6300を搭載しており、5G通信に対応。高速処理性能を求めるゲーマー向けというよりは、日常使いを快適にこなすことに重点を置いたモデルといえるでしょう。
ディスプレイは6.77インチのAMOLEDパネルで、解像度は2392×1080ピクセル。リフレッシュレートは最大120Hz、タッチサンプリングレートはゲーム時に最大300Hzに対応するため、滑らかな操作感が期待できます。
さらに、メモリは全モデル12GBを搭載し、ストレージは256GBまたは512GBの2種類から選択可能。カメラ構成は、メインが5,000万画素+2MPのデュアル構成で、ボケ効果を活かした撮影にも対応。フロントカメラは800万画素です。
バッテリーは6,500mAhと大容量で、44Wの急速充電にも対応。リバースチャージ機能により、イヤホンなどのアクセサリーをスマホ側から充電することもできます。デュアルSIMにも対応しており、使い勝手の幅も広がります。
現時点ではグローバル展開の予定は明かされていませんが、Galaxy A16 5Gのような競合モデルと並ぶ、価格と性能のバランスに優れた1台といえるでしょう。