GPDから、かつての人気モデル「MicroPC」の後継機となる「MicroPC 2」が正式発表されました。
前モデルから実に6年ぶりのリニューアルとなり、先日登場した「Pocket 4」と同様の設計思想を継承しながら、さらに軽量で扱いやすい設計となっています。
「MicroPC 2」は、CPUにIntelの最新「Processor N250(Twin Lake系)」を採用。Alder Lake-Nをベースにしたこのチップは、Hyper-Threadingこそ非対応ですが、最大3.8GHzで動作するGracemont Eコアを4基搭載しており、従来モデル(Celeron N4100)比で2倍以上の性能向上が見込まれています。TDPもわずか6Wと、性能と省電力を両立しています。
メモリは16GBのLPDDR5-4800、ストレージはPCIe Gen3対応のM.2 2280を搭載。ディスプレイは初代の6インチから1インチ大きくなった7インチパネルを採用し、より快適な視認性と操作性を実現しています。
重量は前モデル比で10%増となるものの、「Pocket 4」と比べれば約36%も軽量。現場作業や持ち運びが多いビジネス用途において、堅牢性と携帯性を両立したモデルとして注目されそうです。
現時点ではバッテリー容量や価格、発売時期については未発表ですが、GPD社は今週から社内テストを開始するとしており、リリースはまだ少し先になりそうです。
コメント
「Pocket 2」の後継機かと思ったら「MicroPC」の後継機だったんだ…
アルファベットのキーが全て17mmキーピッチの「Pocket 2」の後継機でておくれ…