Xiaomi傘下のブランドRedmiが、最新フラッグシップモデル「Redmi K80 Ultra」を今月中に中国国内で発売予定であることを正式に発表しました。それに続いて、本モデルがベンチマークサイト「Geekbench」に登場し、主要な性能スペックが明らかになっています。
ベンチマーク情報によれば、「Redmi K80 Ultra(型番:25060RK16C)」は、最大3.73GHzで動作するプライムコア、3.30GHzのパフォーマンスコア×3、2.40GHzの高効率コア×4を備えたオクタコアCPUを搭載。GPUにはImmortalis-G925が採用されており、これらの構成からSoCにはMediaTekの最新チップ「Dimensity 9400 Plus」が使用されていると見られています。
このチップセットはフラッグシップクラスに位置づけられ、Geekbenchのスコアはシングルコアで2679点、マルチコアで8358点と、非常に高い性能を記録しています。ベンチマークに使われた端末は16GBのRAMを搭載し、OSはAndroid 15(Xiaomi独自UI「HyperOS」適用と見られる)で動作していました。
その他のスペックも徐々に判明しており、中国の3C認証をすでに取得。最大120W出力の急速充電器が同梱予定ですが、本体の充電速度は最大100Wに制限される可能性があります。バッテリーは7,500mAhの大容量で、シリコン-カーボンタイプの採用が予想されています。
画面は6.8インチのLTPS OLEDディスプレイで、解像度は1.5K。カメラは5,000万画素のトリプル構成が搭載される見込みです。ボディには金属製のミッドフレームを採用し、IP68またはIP69等級の防塵・防水性能も備えると噂されています。
現時点では中国国内での展開にとどまると見られていますが、例年通りであれば、グローバル向けには「Xiaomi 15T Pro」としてリブランドされ、2025年第3四半期中にも登場する可能性があります。