Xiaomiの次期フラッグシップ「Xiaomi 16」およびサブフラッグシップ「Redmi K90」シリーズに、最新の2K Real RGB OLEDディスプレイが採用される可能性が浮上しています。
リーク情報によると、この新しいOLEDパネルは9月にも量産が開始され、Xiaomiの年末以降のモデルに初搭載される見込みです。
Real RGB OLEDは、従来主流だったペンタイル配列とは異なり、赤・緑・青それぞれのサブピクセルが独立して発光する「フルRGB構造」を採用しています。
これにより、特に文字表示においてのシャープさが向上し、解像度の理論値に近い視覚体験が実現されるとされています。
さらにこの新パネルは、青色サブピクセルの寿命が短いことによる焼き付き問題への対策として、青色サブピクセルの発光効率を高め、全体のパネル寿命を改善しているとのことです。パネルの供給元は、過去にもXiaomi製品に関わってきたTCL CSOTと見られています。
ディスプレイサイズに関しては、Redmi K90シリーズにおいて6.59インチ前後の2K LTPSフラットディスプレイが採用されるという情報もあり、ベゼルが細く、角の丸みが大きいスタイリッシュなデザインになると予想されています。なお、前モデルのRedmi K80には6.67インチのAMOLEDが搭載されており、K90では画面サイズはわずかに縮小されるものの、より高密度かつ省電力な仕様に進化する模様です。
現時点では、これらのディスプレイを実際に搭載する機種は正式には発表されていませんが、Xiaomi 16およびRedmi K90の2モデルが最有力候補と考えられています。
量産開始が9月というスケジュールを考慮すると、年末にはこれらの高精細ディスプレイを搭載した端末が市場に登場する可能性も十分にありそうです。
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