Huaweiの独自OS「HarmonyOS」搭載スマホが1億台突破!今後はPCにも本格展開へ

Huaweiが開発する独自OS「HarmonyOS」の搭載スマートフォンが、2024年末時点で累計1億台を突破したことが、新たな調査結果により明らかになりました。HarmonyOSは、Huaweiが米国政府の制裁によりAndroidの公式使用を停止されたことをきっかけに、2021年から本格展開を始めたOSです。

調査会社Canalysによると、2024年までにHarmonyOSを搭載したスマートフォンの出荷台数は1億300万台に達し、そのうちの約45%が2024年中に販売されたと見られています。さらに、タブレットでも累計2,100万台が販売され、その半数が昨年出荷されたとのことです。これらの数字には、近年存在感を増しているHarmonyOS搭載のウェアラブル端末は含まれていません。

HarmonyOSは今後、PC領域にも本格的に進出していく見通しです。Huaweiは、同OSを搭載した最新ノートPC「MateBook Pro」や、初のフォルダブルPC「MateBook Fold」を発表しました。これらのPCでは、他のHuawei製品との高度なワイヤレス連携や、AIアシスタント「Celia」(中国市場向け)といった先進機能を備えています。

ただし、HarmonyOSには依然として課題も残っており、特にMicrosoftやAdobeといった大手のアプリスイートが動作しないことが、今後の普及において大きな壁となる可能性があります。

コメント

  1. daukan より:

    daily-gadgetさんは最近HaromonyOS推しで助かる。
    このまま順調にシェアを伸ばしていけば、ソフトの対応は時間の問題でしょうね。
    日本国内正式販売再開を心待ちにしております。