OnePlusが開発中の次期フラッグシップスマートフォン「OnePlus 15」に関するリーク情報が、Weibo上で公開されました。処理性能は確実に進化しつつも、ディスプレイに関しては後退が見られる可能性があります。
まずSoCには、Qualcommがまだ正式発表していない「Snapdragon 8 Elite」の後継チップが採用される見込みです。リークによれば、現行世代と比較してシングルコアで20~30%、マルチコアで15~20%の性能向上が期待されており、処理能力面では大幅なアップグレードが図られています。
一方で、ディスプレイは前モデル「OnePlus 13」の6.82インチ・2K曲面LTPOディスプレイに対し、6.78インチの1.5K解像度・フラットLIPOディスプレイになるとの情報が出ています。
これは、どちらかというと「OnePlus 13R」に近い仕様です。
とはいえ、屋外での視認性や応答性、画素密度の高さなど一定の評価もあるため、単純なスペックダウンとは言い切れない部分もあります。
さらにカメラ構成にも大きな変化があるようです。背面には50MPのトリプルカメラが搭載され、望遠にはペリスコープ型ズームレンズが含まれるとのこと。ただし、OnePlus 9以降のモデルに採用されていたスウェーデンのカメラメーカー「Hasselblad(ハッセルブラッド)」との提携は終了し、「独自のイメージブランド」を掲げる方針に転換するようです。
ディスプレイの仕様変更の理由については明らかになっておらず、最終的な製品仕様もまだ変更される可能性がありますが、OnePlusの戦略転換を示す興味深い内容となっています。