Microsoftが6月8日の「Xbox Games Showcase」で正式発表した携帯型ゲーム機「ROG Xbox Ally」および上位モデルの「ROG Xbox Ally X」が、当初の“ホリデーシーズン2025”から前倒しとなり、10月下旬に発売される見通しであることが新たな複数のリークで明らかになりました。
リーク情報によると、複数の信頼筋から10月下旬の発売が確認されており、これまでのリーク内容と一致しているとのことです。価格については、現時点でMicrosoft側はまだ最終決定に至っていないものの、初期の予想よりも高くなる可能性が出てきています。
以前の情報では、通常モデルのROG Xbox Allyが499ドル、上位モデルのROG Xbox Ally Xが799ドルとされていましたが、今回の新情報では、通常モデルが499〜599ドル、ROG Xbox Ally Xは899〜999ドルになる可能性があると、携帯型PCゲーム機の専門家であるCary Golomb氏が指摘しています。
スペック面では、ROG Xbox Allyはホワイトカラーで、AMD Ryzen Z2A SoC、16GB RAM、512GBストレージを搭載。対して、上位モデルのROG Xbox Ally Xはブラックカラーで、より高性能なRyzen Z2 Extreme SoC、24GB RAM、1TBストレージという構成となっています。両モデルともSteamやEpic Games Storeなど、複数のゲームライブラリに対応した「フルスクリーンでのXbox体験」を提供する設計となっています。
さらにMicrosoftは、ASUSと提携して本製品を開発しながらも、同社独自の「純正Xbox携帯機」の開発も進めており、こちらもそう遠くない時期に登場する可能性があると報じられています。