Blackviewから、新型タフネススマートフォン「Oscal Pilot 3」が正式に発表されました。前モデルのOscal Pilot 2の後継機にあたる本機は、過酷な環境でも安定した性能を発揮するよう設計されています。
SoCには6nmプロセス製造のMediaTek Dimensity 6300を採用。
Cortex-A76×2(2.4GHz)+Cortex-A55×6(2.0GHz)のオクタコア構成で、GPUにはMali-G57 MC2を搭載しています。
RAMは最大12GB(LPDDR4X)で、仮想RAMを使えば最大36GB相当まで拡張可能。
ストレージは256GB(UFS 2.2)で、microSDによる最大2TBの拡張にも対応しています。
6.78インチのBOE製IPS液晶は、FHD+(1080×2460)解像度、120Hzのリフレッシュレート、240Hzタッチサンプリングレートに対応。
Corning Gorilla Glass 5で保護され、最大700ニトの輝度を備えています。ダークモードや読書モード、ナイトライトモードといった視認性向上機能も用意されています。
カメラ構成は背面がSamsung製JN1センサーによる50MPのメインカメラ、Sony IMX376を使用した20MPのナイトビジョンカメラ、そして補助モジュールという3眼構成。
フロントは32MPのGC32E1センサーを搭載。暗所でも撮影可能なナイトビジョンや、AIによる背景ぼかし・空の置き換え・2K動画撮影など、アウトドア向けの撮影機能が充実しています。
バッテリーは7,500mAhで、33W急速充電と6Wのリバース充電(給電)に対応。通話時間は43時間以上、待機時間は750時間以上とされています。スマート充電ドック(別売)にも対応。
防水・防塵性能はIP68/IP69K、さらにMIL-STD-810Hの耐久性テストもクリア。手袋モード2.0、水中カメラ機能、カスタマイズ可能なショートカットキーなど、現場での実用性に配慮した仕様です。
OSはAndroid 15ベースの「DokeOS 4.1」で、AI機能も豊富。音声アシスタントには「DeepSeek-R1」「GPT-4o mini」「Gemini 2.0 Flash」などを搭載し、リアルタイム翻訳や音声起動、画像編集、書類解析、音楽生成といった機能が使えます。
カラーはオレンジとブラックの2色展開。価格は329.99ドルで、公式サイトにて予約受付中。出荷開始は7月初旬が予定されています。