Huaweiから、新型の縦折り型スマートフォン「Pocket 2 Premium Edition」が6月23日に正式発表されました。事前に噂されていた「Nova Flip」ではなく、既存モデルであるPocket 2の上位版として登場した格好です。
本製品の特徴としては、6.94インチ・120Hz対応のOLEDメインディスプレイに加え、背面には丸型のセカンダリーディスプレイを搭載している点が挙げられます。この構成は、SamsungのGalaxy Z Flip6と比較しても個性が際立っており、差別化されたデザインが魅力となっています。
気になる販売価格は、12GB RAM + 256GBストレージ構成で5,499元(約766ドル)から。これは、同構成で以前発売されたPocket 2が7,499元であったことを踏まえると、非常に戦略的な価格設定です。なお、同時期のGalaxy Z Flip6はAmazonにて1,000ドル超で販売されており、価格面での優位性も目立ちます。
カラーは「Tahitian Grey(タヒチグレー)」「Rococo White(ロココホワイト)」「Yahei Black(雅黑)」「Taro Purple(タロパープル)」の4色展開で、上品さと個性を両立させたラインナップとなっています。さらに、SoCにはKirin 9000S系統の進化版とされる「Kirin 9020A」への刷新が見込まれており、処理性能の向上も期待されます。
なお、詳細なスペック情報は6月26日の発売日まで正式発表が控えられており、全貌はまだ明らかになっていません。