MagicXから、縦長ディスプレイを搭載した新型携帯ゲーム機「Zero 40」が突如発表・予約開始となりました。
価格は64GB microSD同梱モデルで75ドル、128GB版は83ドルとなっており、SanDisk製のカードが初期ロットに付属します(今後はKioxia製に切り替わる可能性あり)。
今年初めに登場した「Mini Zero 28」に続くモデルで、当初は6月28日発売予定とされていましたが、突然の先行リリースとなった形です。
本体サイズは136 x 105 x 17 mmで重さは182g。最大の特徴は3:5という縦長アスペクト比の4インチIPSディスプレイで、解像度は480 x 800ピクセル。2画面構成のニンテンドーDSを縦に並べたエミュレーションに最適な仕様となっています。
チップセットはAllwinner A133P、メモリは2GBのDDR4を搭載。電源は4,300mAhのバッテリーで、軽量なゲームタイトルであれば最大7時間の連続プレイが可能とされています。
カラーはブラックとホワイトの2色展開で、現在MagicX公式サイトにて予約受付中です。
近年、レトロゲームや携帯機エミュレータの需要が再び高まりを見せる中、MagicX Zero 40はDSエミュに特化したユニークな縦長ディスプレイを採用した点が非常に面白いです。
Allwinner A133Pは高性能とは言えないものの、価格と用途を考えれば十分。
実機レビューや動作検証の報告が待たれます。