Unihertzから、物理キーボードを搭載した異色のスマートフォン「Titan 2」が発表されました。かつてのBlackBerry Passportを彷彿とさせるデザインで、4.5インチの正方形ディスプレイの下にQWERTY配列のキーボードを備えた構成となっています。
OSは最新のAndroid 15を採用し、SoCにはMediaTek Dimensity 7300を搭載。12GBのLPDDR5メモリと512GBのUFS 3.1ストレージを備え、ミッドレンジながら快適な動作が期待できます。バッテリーは5,050mAhで、33Wの急速充電に対応しています。
ディスプレイは1440×1440の高解像度で120Hz駆動に対応しており、背面には2インチのサブディスプレイ（410×502）も搭載。通知やウィジェットの表示が可能です。カメラ構成も充実しており、50MPのメイン、8MPの3.4倍望遠、32MPのフロントカメラを備えています。
通信面では、Wi-Fi 6やBluetooth 5.4、NFCに加え、2Gから5Gまで対応したデュアルSIM仕様。グローバル版と米国版が用意されており、対応バンドに若干の違いがあります。
この機種の最大の特徴は、やはり物理キーボード。BlackBerryライクなタッチ操作対応キーボードで、キーの上をなぞることでWebページのスクロールやカーソル移動が可能なトラックパッド的機能も備えています。また、各キーには長押し・短押しの2種類のショートカットを割り当てることができ、側面にもカスタマイズ可能な物理ボタンを2つ搭載しています。
クラウドファンディングはKickstarter上で行われており、価格は269ドル（約4万円台）から。発送は2025年10月を予定しています。
