Vivoから、新型スマートウォッチ「Vivo Watch 5」が中国国内向けに発表されました。Bluetooth版とeSIM版の2種類が展開され、価格はBluetooth版が799元(約110ドル)、eSIM版が999元(約140ドル)となっています。
本モデルは、運動・健康トラッキング、スマートデバイス連携、さらにインタラクティブなペット機能など多彩な要素を備えた1台です。
本体は軽量なアルミ合金製で32g、カラーバリエーションはミッドナイトブラック、ムーンライトホワイト、ピーチピンク、スターダストピンク、シルバースチールと豊富。ステンレススチールモデルも用意され、重量は35~36gとなっています。
ディスプレイは1.43インチのAMOLED(解像度466×466)で、最大輝度1500ニト、60Hzのリフレッシュレートに対応。常時表示や動的ウォッチフェイス、Live Photoの表示機能もサポートしています。
バッテリー持続時間は使用モードによって異なり、Bluetoothのみでは最大22日、eSIMでデュアルデバイス接続時は14日、eSIM単独利用時は7日間とされています。充電はマグネット式で、フル充電まで約2時間です。
OSにはVivo独自の「BlueOS」を搭載し、Android・iOSどちらのスマートフォンにも対応。eSIM版ではスマホが手元になくても音声通話やメッセージ、WeChatの利用が可能です。また、VivoスマホとiPhoneを同時にペアリングし、両方の通知を受け取ることもできます。
健康機能も非常に充実しており、心拍・血中酸素の常時モニタリング、睡眠フェーズの詳細分析、ストレス・不整脈の検出(心房細動や期外収縮)などを網羅。30秒でできる血圧リスクスクリーニング機能や、家族と健康データを共有できる機能も搭載されています。
スポーツトラッキングは100種以上のモードを搭載し、テニス・バドミントン・卓球といったラケットスポーツ向けには、スイング速度やグリップ、モーションガイド付きの専用強化がなされています。AIによるランニングプランやストレッチ・筋トレ・有酸素向けのパーソナルコーチ機能も用意されています。
その他、歩数や消費カロリーで育てられるバーチャルペット、NFC決済、交通系IC機能、スマートロック解錠、BYD製車両の遠隔操作など、ライフスタイル機能も非常に充実しています。