Huaweiが、SnapdragonやDimensityに対抗する新型プロセッサー「Kirin 9030」を搭載した次世代スマートフォン「Mate 80シリーズ」を2025年末に投入する見込みです。
今回のKirin 9030は、既存のKirin 9020の後継として登場するもので、Snapdragon 8 Elite 2やDimensity 9500のような他社のハイエンドSoCに比べて、やや遅れて年末に市場投入されると見られています。
Mate 80シリーズは、そのKirin 9030を搭載した最初のフラッグシップになる予定で、Mate 70やMate 70 Proなどの後継機として展開される可能性があります。さらに、折りたたみスマートフォン「Mate X7」や、より先進的なトライフォールド型の「XT 2」、そしてPuraシリーズの次世代モデル(2026年前半登場予定)への採用も期待されています。
Kirin 9030の具体的な性能についてはまだ明らかにされていませんが、AppleのA19 Proが登場する2025年秋のハイエンド競争に対し、Huaweiがどのような独自性を打ち出すのか注目が集まります。