大画面・大容量バッテリー・低価格を特徴とするRedmiの新型スマートフォン「Redmi 15C」がリークされました。120Hzリフレッシュレート対応の6.9インチLCDディスプレイや6,000mAhバッテリーを搭載しつつ、エントリーモデルとして価格を抑えた仕様になっているようです。
大画面・大容量バッテリーのRedmi 15C、欧州向けに登場予定
Xiaomi傘下のRedmiから、新たなエントリーモデル「Redmi 15C」が登場すると報じられています。情報源は中国の著名リーカー「Digital Chat Station」で、同氏が公開したレンダリング画像には、洗練されたデザインの筐体が写っており、「一部のフラッグシップよりも見た目が良い」とも評されています。
筐体カラーは以下の4色展開になるとみられています。
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ムーンライトブルー
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ミッドナイトブラック
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グリーン
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トワイライトオレンジ
販売価格については、中国では約99元(約140ドル)という非常に安価な価格で登場する可能性がある一方、ヨーロッパでは4GB RAMモデルが129ユーロ(約149ドル)からスタートするとの予測が出ています。
6.9インチ・120Hz表示対応のLCDディスプレイ搭載
Redmi 15Cの大きな特徴はそのディスプレイにあります。6.9インチという大型のLCDパネルを採用し、リフレッシュレートは120Hzに対応。OLEDではないものの、滑らかな表示が期待されます。6.9インチというサイズは現在のスマートフォンの中でもかなり大きく、次世代の大画面スマホのトレンドを先取りしているともいえるでしょう。
バッテリーは6,000mAhと大容量。1日以上の連続使用にも耐えるスタミナを備え、動画視聴やゲームなどにも適しています。
ただし、通信面に関してはやや制限があり、5Gには対応せず4G/LTEのみの対応となる見込みです。
MediaTek Helio G81搭載、性能は控えめながら価格重視
搭載されるSoC(システム・オン・チップ)はMediaTek Helio G81。これはエントリー向けの4G対応チップで、基本的なアプリの使用や軽いゲームプレイには十分ですが、高負荷な処理にはやや力不足が見込まれます。
そのため、Redmi 15Cは価格と性能のバランスを重視したモデルであり、スマートフォンに高性能を求めないユーザーやサブ機用途としての需要を見込んだ製品設計となっています。