Qualcommが2025年9月に正式発表した「Snapdragon 8 Elite Gen 5」は、先代Snapdragon 8 Eliteと比較してCPU・GPUともに大幅な進化を遂げています。
実機ベンチマークスコアや仕様比較を通じて、どれほどのアップグレードなのかを詳しく見ていきます。
17%高速化されたCPUとAdreno 840によるGPU性能の進化
Snapdragon 8 Elite Gen 5は、TSMC製3nmプロセスを採用した第3世代Oryon CPUを搭載しており、シングルコア性能は約17%、マルチコア性能は約18%向上しています。
Geekbench 6におけるベンチマークでは、Xiaomi 17に搭載された本チップがシングルコアで3,621点、マルチコアで11,190点を記録。対して、Snapdragon 8 Elite(Realme GT 7 Pro搭載)はそれぞれ3,122点/9,507点となっており、定量的な性能向上が確認できます。

GPUには最新のAdreno 840が採用され、Ray Tracingを含む「Snapdragon Elite Gaming」機能にも対応。
AnTuTuスコアでは前世代の2,745,602点から、Gen 5では3,872,080点と、約40%の向上が見られました。

内訳ではGPUスコアが1,380,010点(前世代比+約19%)と大きな伸びを示しており、3DMarkのゲーム系ベンチマークでも「Wild Life Extreme」で28%、「Solar Bay」で23%のスコア差が記録されています。
ストレージとISPも強化、通信性能はX85へ進化
Snapdragon 8 Elite Gen 5はメモリ規格にLPDDR5X(最大5.3GHz)、ストレージにUFS 4.1を採用。前世代のUFS 4.0から高速化されており、アプリの起動やデータ転送の応答性がさらに向上しています。
カメラ処理に関しては、Qualcomm Spectra ISPの20ビット版を搭載し、最大320MPのシングルカメラに対応。リアルタイムの意味認識(semantic segmentation)や8Kビデオ撮影もサポートしています。通信周りでは、新たに「Snapdragon X85 5Gモデム」が搭載され、下り最大12.5Gbps、上り最大3.7Gbpsに対応。Wi-Fi 7およびBluetooth 6.0も継続サポートされており、接続性能は業界最先端といえる仕様です。
実アプリでの性能体感に期待
ベンチマーク上のスコアは明らかに大幅な進化を示していますが、特に注目したいのはGPUとISPの強化です。ゲームやAI処理、8K撮影といった負荷の高いタスクにおいて、Snapdragon 8 Elite Gen 5の恩恵は大きく、今後登場するXiaomi 17 ProやRealme GT 8 Proなどのフラッグシップ機での体感差に期待が高まります。
なお、ベンチマークスコアは筐体設計や冷却システム、ソフトウェア最適化によっても変動します。特にXiaomi 17 Proなどの上位機種では、さらに高いスコアが見込まれると報じられています。
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