伝説のベクタースキャン機が1/2サイズの『光速船 Mini』として復活。2月26日より国内支援開始、5型有機ELとSDカード対応

1980年代に線画(ベクタースキャン)でゲームを描き、人気を集めた「光速船(Vectrex)」が、半分のサイズの『光速船 Mini』として復活します。海外のクラウドファンディングで2億円以上の支援を集めた本機が、いよいよ2026年2月26日16時より「Kibidango」で日本向けの支援受付を始めます。当時のカラーシートを再現しつつ、5インチの有機ELや最新の部品を搭載し、今の時代に合わせて使いやすさを高めた注目の製品です。

5インチ有機ELと当時の作り方を再現した美しい画面

光速船の最大の魅力である光る線のグラフィックを再現するため、本機は5インチの有機ELディスプレイを搭載しています。高いコントラストにより、真っ黒な背景に鋭い光の線がくっきりと浮かび上がります。本体の外側はオリジナルと同じ作り方(射出成形)のプラスチックを採用し、小さなサイズでもしっかりとした作りになっています。

画面に直接重ねてゲームに色をつける「物理スクリーンオーバーレイ」も当時のまま付属します。見た目の再現度の高さにおいて、似たような製品が多いゲーム機の中ではっきりと一線を画しています。

最新チップの搭載とSDカードによる高い拡張性

本体の頭脳には「ESP32」という最新のチップを採用しており、最初から入っている14種類のゲーム(『MineStorm II』など)をスムーズに動かします。付属するBluetoothコントローラーはアナログスティックと4つのボタンを備え、当時のケーブルのわずらわしさをなくしています。

特に注目したいのは、micro-SDカードスロットを備えている点です。自分で持っているゲームデータや自作ソフト(Homebrew)を読み込めるため、長く遊び続けることができるはずです。テレビに繋ぐHDMIやUSB-Cの映像出力、モバイルバッテリーで動くUSB-C給電、当時のコントローラーが使えるDB9ポートも備わっており、今の時代の遊び方にしっかり対応しています。

独自の魅力が詰まった、日本向け仕様の代わりがない一台

日本向けには限定カラーの「紺色」が用意され、Wi-Fiに繋げば天気や時計を表示できるモードも搭載されるなど、机に置くガジェットとしても楽しめます。製品の到着は2026年9月の予定で、オプションとして英語の解説本や特製Tシャツも選べます。

昔の思い出を蘇らせるだけでなく、独自の画面表示と今の便利な機能をうまく組み合わせた本機は、レトロゲーム機の復刻において代わりがない一台です。当時の質感を知る熱心なゲーマーはもちろん、少し変わった仕様のハードウェアが好きな方にとって、迷わず出資すべき製品です。