Kickstarterにて、マイコンモジュール「ESP32-S3-WROOM-1」とセンサーを統合した8×8 RGB LEDマトリクス「SmartMatrix 64」のプロジェクトが公開されています。従来のLEDマトリクスのように外部のマイコンボードを必要とせず、単体でWi-Fi接続やインタラクティブな動作が可能な点が最大の特徴です。複数枚を組み合わせて巨大なディスプレイを構築することもできる、自由度の高いデバイスです。
ESP32-S3と各種センサーを凝縮した自己完結型デバイス
「SmartMatrix 64」は、1枚の基板上に64個のフルカラーLED(WS2812B)と、デュアルコアマイコン「ESP32-S3-WROOM-1」を搭載しています。これにより、Raspberry Piなどの外部コントローラーなしで、Wi-FiやBluetooth通信を利用した自律駆動が可能です。
さらに、基板上にはジャイロスコープと加速度センサー、4つのプログラマブルボタンが組み込まれています。デバイスの傾きや動きを検知できるため、単なる表示器にとどまらず、傾きに応じて表示が変わるデジタル砂時計や、本体を動かして操作するミニゲームなど、インタラクティブなデバイスを手軽に作成できます。開発環境としては、Arduino IDE、ESP-IDF、MicroPythonに対応しています。

信号劣化なしで1000個以上のLEDを連結可能な高い拡張性
本製品は複数枚の基板を連結(カスケード接続)して、表示領域を拡張できるように設計されています。背面に備わった3ピンの拡張ポートを使用して基板同士を繋ぐだけで、巨大なLEDウォールや立体的なキューブなど、自由な形状のディスプレイを構築できます。

WS2812Bによるオートリシェーピング技術を採用しているため、長距離の連結時でも信号の歪みが発生しません。30fpsの動作環境下であれば、処理性能を落とすことなく1000個以上(本製品16枚以上)のLEDを1つのシステムとして制御できる仕様となっています。
アイデアを即座に形にできる、開発者にうってつけの1台
「SmartMatrix 64」は、LED表示器を用いたデバイス開発において、マイコンの配線やセンサーの実装といったハードウェア側のボトルネックを解消する製品です。Arduino IDEやMicroPythonといった主流の開発環境に対応している点も、実用性の高さを裏付けています。
煩わしい配線作業を排除し、プログラムによるアイデアの実現に集中したい方にとって、有力な候補となるはずです。
クラウドファンディング製品のため、部品調達の遅延などによる発送時期の変更には留意が必要ですが、ESP32とWS2812Bという広く普及している部品を採用している点は安心材料と言えます。手軽にIoT表示器を作りたい方や、思い通りの形状のLEDディスプレイを構築したい方にとって、うってつけの一台です。
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