ソニーが『グランツーリスモ7』をNintendo Switch2で動作テストか。RDNA5搭載が噂されるソニー「PS6携帯機」に向けた技術検証か

ソニーが任天堂の次世代機「Switch 2」で『グランツーリスモ7』のテストプレイを行ったと報じられました。これはNintendoのゲーム機向けに発売するためではなく、ソニーが独自に開発していると噂の「PS6携帯機」に向けた動作確認である可能性が高いと考えられます。今後のポータブルゲーミング市場に大きな影響を与えるニュースとして要チェックです。

「Switch 2」でテストされたソニーの看板レーシングゲーム

海外メディアの報道によれば、ジャーナリストのJeff Grubb氏がポッドキャスト番組内で「最近『グランツーリスモ7』がSwitch 2上で動いていたと聞いた」と発言しました。ただし同氏は、これがNintendoのゲーム機向けに正式発売される可能性は低いと見ており、まずはPC版の開発が優先されるべきだと指摘しています。

ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が、どうやって他社の未発売ハードでテストを行ったのかはわかっていません。現在SIEが展開している『MLB The Show 26』はNintendo Switch向けにも発売されますが、新しいゲーム機に合わせて画質を向上させるアップデートの予定はなく、現時点では任天堂ハードへの最適化には消極的です。

RDNA 5アーキテクチャ採用が噂される「PS6携帯機」への布石

今回のテストの裏には、ソニーが自社の看板タイトルを携帯ゲーム機で動かした場合、どう機能するのかを確かめる狙いがあったと考えられます。現在、同社のゲームを携帯機で遊ぶ方法は「PlayStation Portal リモートプレーヤー」を使ったストリーミングに限られています。

業界では、ソニーが次世代の「PS6携帯機」を開発しており、早ければ2027年にも登場するという噂が広がっています。この端末は、RDNA 5アーキテクチャ対応のAMD製APUを搭載すると言われており、スペックを見る限りSwitch 2を大きく上回る性能になるはずです。外出先でも重いゲームをネイティブ動作させるための事前準備として、他社の次世代機を使ったと推測されます。

携帯ゲーム機市場におけるソニーの新たな選択肢

『グランツーリスモ7』がいまだに巨大なPC市場向けにリリースされていないことは、多くのゲーマーにとって不可解とされています。しかし、ソニーは一部の重要なタイトルを自社のゲーム機だけで遊べるようにする方針を崩していないと言えるでしょう。

もし「PS6携帯機」が噂通りのスペックで発売され、同社の大作ゲームがストリーミングではなくネイティブ動作するようになれば、既存のゲーミングUMPCや次世代Nintendo Switchと競い合う強力な製品となります。PC版を待たずに、どこでも高画質なゲームを楽しみたいユーザーにとって、将来的なソニーの独自ポータブル機は有力な候補となるはずです。