シングルボードコンピューターで知られるOrange Piが手掛けるポータブルゲーミングPC「Orange Pi Neo」の発売延期が明らかになりました。原因はRAMおよびストレージの価格変動を含むサプライチェーンの問題です。本記事では、Manjaro Linuxを標準搭載する同機の現状と、今後の市場に与える影響を解説します。

開発は継続中、OSの最適化と各種認証はクリア
Orange Pi Neoは、7インチのFHD+(120Hz)ディスプレイを搭載し、最大2TBのストレージを選択できるポータブルゲーミングPCです。SoCにはAMD Ryzen 7 7840Uまたは8840Uを採用しています。
発売延期が報じられたものの、プロジェクト自体が中止になったわけではありません。Manjaro開発チームによれば、専用OS「Manjaro Gaming Edition」のソフトウェア最適化は順調に進んでいます。CEマークおよびFCC認証もすでに取得済みであり、ハードウェアの基本設計は完了しています。部品供給のめどが立ち次第、生産が本格化するはずです。
価格高騰の波。450ドルのベース価格維持は困難か
今回の延期の主な要因は、RAMおよびストレージの部品価格の高騰です。当初、Orange Pi Neoは16GBのメモリと512GBのストレージを搭載したベースモデルが450ドルという、非常に競争力の高い価格で発表されていました。
現在の市場環境を考慮すると、この価格設定を維持したまま発売に踏み切ることは難しく、最終的な販売価格も跳ね上がるはずです。部品不足の長期化は小規模なメーカーにとって厳しい状況であり、製品の安定供給に向けた課題となっています。
SoCの刷新と最終的な販売価格が普及のカギを握る
Orange Pi Neoの発表からすでに約2年が経過しており、搭載予定のZen 4ベースAPUは、現行の最新世代と比較すると競争力が低下しつつあります。そのため、実際の発売時期に合わせてSoCのアップデートが施される可能性も考えられます。
現時点で発売時期は未定ですが、Windowsに依存せず軽量なManjaro環境で動作する本機は、OSの自由度を好む方やLinuxユーザーにとって唯一無二の存在です。もし最新のAPUへ刷新された上で、競合機と同等以下の価格帯に収まるのであれば、待つ価値は十分にあります。カスタマイズ性の高さとコスパのバランスを重視する方にとって、うってつけの一台となるはずです。今後の公式アナウンスは要チェックです。
まもなくAliExpressにて大型セールが開催!期間は3月1日 17:00〜3月6日 16:59
気になる商品をお得にゲットするチャンスです。
※商品を購入すると、売上の一部が販売プラットフォームよりデイリーガジェットに還元されることがあります。また、商品の購入はご自身の判断と責任でお願いします。当メディアは、品質・保証・配送・関税等に関する一切の責任を負いません。詳細は必ず販売元でご確認ください。




