あのドリームキャストコントローラーが約1.5万円で無線化!「BitLink DC」で、実機やPCでのプレイが振動・ジャイロ付きの快適な操作感に

レトロゲームのプレイ環境を現代向けにアップデートする新たな周辺機器が登場しました。8BitModsは、ドリームキャストの純正コントローラーをワイヤレス化するモッドキット「BitLink DC」を発表しました。本製品はコントローラーのケーブルをなくすだけでなく、振動機能やジャイロセンサーを追加し、実機はもちろんPCでも快適にゲームを楽しめるようになります。当時の操作感はそのままに、ケーブルの制約から解放されたいユーザーにとって注目のアイテムです。

8ビットモッズワイヤレスドリームキャストコントローラーイメージ

実機とPCの両方で使える無線化キットの仕組み

BitLink DCは、ドリームキャスト本体のコントローラーポートに挿すドングルと、コントローラーの第2VMUポートに装着するアダプターで構成されています。実機での使用時は付属のドングルを介した2.4GHz接続となり、遅延の少ない操作が可能です。Bluetooth LEにも対応しており、PCやMacのエミュレーター環境でも純正コントローラーをワイヤレスで利用できます。

アダプターの組み込みには、コントローラー裏面のネジを外し、内部のJSTポートへ付属ケーブルを接続するといった簡単な分解作業が必要です。少しの手間はかかりますが、これによってリビングのソファなど、本体から離れた場所でも配線を気にせずプレイ環境を構築できるようになります。

振動モーターやジャイロ搭載による操作性の向上

本製品は単なるワイヤレス化キットにとどまらず、コントローラー自体の機能を拡張する点が際立っています。アダプター内部にはランブルモーターが組み込まれており、別途振動パックを取り付けることなく没入感のあるプレイが可能です。加速度計とジャイロスコープによるモーションコントロールにも対応し、最大4つの仮想メモリーカード機能も搭載しています。

アダプターには2,200mAhのバッテリーが内蔵されており、USB-Cポートからの充電や有線接続によるプレイに対応します。同社のメモリーカード「VMU Pro」を装着している場合は、アダプターからの直接給電も可能です。

ドングル側はBluetooth LEハブとして機能し、最大4つのコントローラーやキーボード、マウスを接続できるため、ホームブリュー(自作)ゲームのプレイにも適しています。ブラウザ上で動作するWebインタフェースも用意されており、ボタンマッピングの変更やメモリーカードの管理、LEDカラーの調整を簡単に行えます。

現代のプレイ環境を構築する有力な選択肢

BitLink DCは現在、8BitModsの公式サイトでプレオーダーを受け付けています。価格はアダプターとドングルのフルキットが£69.98(約1.5万円)、ドングル単体が£26.99(約6千円)に設定されており、出荷時期については未定です。カラーバリエーションはホワイトとスモークブラックの2色が用意され、純正品のほかRetro Fightersの「StrikerDC」などのサードパーティ製コントローラーにも対応します。

コントローラーの分解作業が必要な点や、海外からの購入になる点は留意すべきですが、純正の操作感に現代的な機能を付加できるメリットは非常に大きいです。実機を愛用している方はもちろん、PC環境で当時の感覚を忠実に再現したいレトロゲーム好きにとって、うってつけの一台です。