ASUSの14インチゲーミングノートPC「TUF Gaming A14 FA401EA」の国内モデルが、2026年2月4日より販売されています。本機は、AMDの「Strix Halo」プラットフォームである「Ryzen AI Max+ 392」を採用し、強力な内蔵GPUを活用することで専用グラフィックス(dGPU)を持たない構成となっているのが特徴です。米国市場ではメモリ32GBモデルに制限されると報じられていますが、日本国内向けにはフルスペックとなる64GBメモリ搭載モデルが展開されており、価格は379,800円(税込)に設定されています。

Ryzen AI Max+ 392が実現するdGPUレスの恩恵
「TUF Gaming A14 FA401EA」の最大の特徴は、内蔵GPUのみで高いグラフィックス性能を発揮する「Ryzen AI Max+ 392」を搭載している点です。内蔵のRadeon 8060S iGPUが優れた処理能力を持つため、従来のゲーミングPCでは必須とされたNVIDIA GeForceなどのdGPUを搭載していません。これにより内部の設計や冷却機構に余裕が生まれ、重量約1.48kg、厚さ16.9〜19.9mmという14インチのコンパクトな筐体を維持しながら、高いゲーム性能と約10.8時間(動画再生時)のバッテリー駆動を両立させています。

米国モデルとは異なる「64GBメモリ搭載」の強み
海外の最新報道では、米国向けの同モデルはメモリ32GBに制限されると伝えられていますが、日本国内モデル(FA401EA-AI12C64G)は64GB(LPDDR5X-8000)のメモリを標準搭載しています。Strix Haloプラットフォームは、メインメモリの一部をVRAM(ビデオメモリ)として割り当てる仕組みを採用しています。64GBのメモリ領域があることで、広大なVRAMを必要とする最新のAAAタイトルや、負荷の高いローカルAI処理(LLMの実行など)においても、システムメモリを圧迫することなく快適な動作が期待できます。

約38万円の価格に見合う、携帯性と性能を極めた一台
約38万円という価格設定は、14インチクラスのノートPCとしては高価な部類に入ります。しかし、dGPU非搭載による省電力性や排熱設計の最適化、そして64GBメモリがもたらす広大なVRAM領域は、似たような製品が多いゲーミングノートPC市場において唯一無二の存在です。「価格の安さ」よりも「持ち運びやすさと妥協のないパフォーマンスの共存」に価値を見出せるのであれば、この価格を出してでも買うべき優れたプロダクトと言えます。外出先でもヘビーな作業やゲーム環境をスマートに持ち歩きたい方にとって、間違いなくうってつけの一台です。





