XiaomiのAirTag対抗機のデザイン判明。電池交換式&ストラップ穴でアクセ不要、UWB版も用意される「AirTagキラー」でAndroidの「探し物」を変える存在に

開発中と噂されていたXiaomiの紛失防止タグ(スマートタグ)に関する新しい情報が、同社の『HyperOS』のプログラムコードの中から見つかりました。AirTagの競合となるこの製品は、超広帯域無線(UWB)に対応したモデルを含む2種類のラインナップに加え、汎用性の高いCR2032電池の採用や、ストラップ穴を本体に備えた実用的なデザインになるようです。Xiaomi製品の連携をさらに広げる重要なアイテムとして、その中身と発売の可能性について詳しく解説します。

楕円形でストラップ穴付き、電池交換も簡単な実用的デザイン

今回の情報で特に注目したいのは、本体のデザインや仕組みです。コードの中から見つかった画像によると、Xiaomiの新しいタグはAppleのAirTagのような完全な円形ではなく、楕円形になっています。大きな特徴は、本体にキーホルダーを通すための「ストラップ穴」がはじめから付いている点です。

AirTagなど一部の製品では、カバンや鍵に取り付けるために別のケースやアクセサリーを買う必要がありますが、Xiaomi製タグならその手間や追加費用がかかりません。Samsungの『Galaxy SmartTag 2』に近い作りで、ユーザーの使い勝手を第一に考えた設計と言えます。

また、電源にはコンビニなどでも安く買えるボタン電池「CR2032」が使われるようです。充電式ではなく、簡単に交換できる電池式にすることで、長く使い続ける際も安心です。ライバル製品と同じ仕様であることから、電池持ちについても1年前後は続くと期待できるはずです。

UWBありとなしの2種類を用意、用途に合わせて選べる構成

プログラムコードの中には、仕様の違う2つのモデルについての記述がありました。一つは近くにあるタグの場所を正確に見つけられる「UWB(Ultra Wide Band)」を搭載したモデル、もう一つはUWBを搭載しない標準モデルです。

UWBは、数センチ単位での位置特定ができる技術で、家の中で鍵や財布を探すといった場面でとても役に立ちます。Xiaomiがこの技術を使った上位モデルを用意していることは、単なる安いタグではなく、最新のスマートフォンとしっかり連携できる本格的な製品であることを示しています。

一方で、UWB非搭載モデルも用意されている点からは、コストパフォーマンスを重視する人や、旅行カバンや自転車の大まかな場所さえ分かれば良いという人に向けた、Xiaomiらしい価格の安い選択肢も提供されると考えられます。

まずは中国限定の可能性が大、日本での発売に期待したい一台

機能面では非常に魅力的なこの製品ですが、現時点での情報では「CN(中国)」モデルの記述しか見つかっておらず、グローバル版や日本版の記述はありません。そのため、発売当初は中国市場限定となる可能性が高いです。

しかし、Xiaomiはこれまでもスマートウォッチや家電製品を積極的に世界中で販売してきました。日本市場では、SIMフリースマートフォンやスマートバンドが高い人気を集めており、これらの製品と連携できるスマートタグの需要は大きいはずです。発売時期は不明ですが、今後の「Redmi Turbo 5」シリーズの発表などに合わせて正式に発表されるかもしれません。