胸の振動で呼吸を直接測る『Alveos One』。スマートウォッチとは一線を画し、リアルタイムにストレスを通知する新デバイス!

クラウドファンディングサイトのKickstarterにて、呼吸を直接計測し、ストレス状態をその場で把握できるウェアラブルデバイス「Alveos One」のプロジェクトが公開されました。一般的なスマートウォッチが心拍数や動きから計算して間接的に呼吸を出すのに対し、本機は胸のわずかな振動から直接データを読み取る仕組みを採用しています。日々の体調管理において、新しい選択肢となるガジェットとして、詳しい仕様や実用性を解説します。

マイクを使わずプライバシーを守る「音響センサー」の仕組み

Alveos Oneの最大の特徴は、マイクを使用せずに呼吸を直接計測する独自の音響技術(Acoustic Technology)です。音声を録音したり周囲の環境音を拾ったりすることなく、胸から発生するわずかな振動と圧力のパターンのみを読み取ります。これにより、プライバシーを保護した状態のまま、常に計測することが可能です。

計測したデータをもとに、ユーザー個人の「普段の呼吸の基準」を作ります。ストレスや疲労によって呼吸が浅くなったりリズムが乱れたりすると、本体のハプティックフィードバックやスマートフォンのアプリ通知を通じて、その場ですぐにお知らせしてくれます。ストレスを自覚する前の早い段階で自律神経の乱れを検知し、適切な呼吸法へと案内する仕組みは、似たような製品が多いウェアラブル市場において一線を画していると言えるでしょう。

チタン素材による高いビルドクオリティと、無料でも使える基本機能

本体はマグネットクリップ方式を採用しており、衣服の胸元に素早く付け外しできる設計です。フレーム素材には軽く丈夫なチタンを採用しており、長時間の装着でも負担になりにくいビルドクオリティを誇ります。フィンランドの群島に見られる自然の石からヒントを得たというなめらかなデザインは、日常生活に違和感なく溶け込む仕上がりです。

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昨今のガジェットで心配されがちなサブスクリプションについても、無料と有料の機能がはっきりと分かれています。基本データの測定、呼吸セッション、バイオフィードバック、状況に合わせた通知といった基本機能は、デバイス単体で追加費用なしに利用可能です。AIを活用した個別のコーチングやApple Health、Google Healthとの連携機能は有料のメンバーシップに限定されますが、基本機能だけでも十分に実用的であり、毎月の支払いを抑えたいユーザーにとっては嬉しいニュースです。

毎日の調子を整える、唯一無二のトラッカー

Alveos Oneは、2026年11月の全世界配送を目標にプロジェクトを進行中です。スマートウォッチによる間接的な計測では満足できず、より高い精度で直接自分の体の状態を知りたい層にとって、本機は代わりがない一台となるはずです。

心拍や睡眠スコアだけでは把握しきれない「その時々のストレスの変化」を捉え、すぐにアドバイスをもらえる点は、良い状態を保つうえで明確なユーザーメリットをもたらします。ペースメーカーなどの植込み型医療機器との併用は未検証とされていますが、その制約が問題にならない方であれば、自身の体調を根本から見直すための投資として、入手すべき一台です。今後の生産状況やファームウェアの調整など、製品化に向けた続報は見逃せません。