GoogleやMicrosoftが主導する『メモリ長期供給契約』によりDRAM不足は2027年以降も継続へ。AI向けHBM需要でメモリ高騰が長期化する見通し

世界のメモリ市場において、一般消費者にも影響を及ぼす大きな地殻変動が起きています。GoogleやMicrosoftをはじめとするビッグテック企業が、SamsungやMicronなどのメモリサプライヤーと複数年にわたる長期供給契約を結ぶ動きを見せています。本記事では、この異例の契約の背景にあるAI向けカスタムチップの需要急増と、一般消費者のメモリ環境はいつまで冷遇されるのかについて解説します。

AI特需がもたらす異例の「複数年契約」

韓国メディアEBNの報道によると、現在GoogleやMicrosoftといったハイパースケーラーが、Samsungなどのメモリ製造メーカーと長期的な供給契約を締結する動きを見せています。通常、価格変動の激しいメモリ業界においてこのような長期契約は一般的ではありませんが、ビッグテック企業は膨大なメモリ需要を確実に満たすために、あえてこの手法を採用しています。

この契約は、長期間にわたる供給量を固定しつつ、スポット価格を現在の水準に維持することを目的としています。製造メーカー側から見れば、将来の需要が可視化されることで設備投資のリスクを低減し、過去に見られたような過剰在庫による急激な価格下落を防ぐことが可能となります。ビジネスの観点からは非常に合理的な判断と言えます。

カスタムチップ(ASIC)への移行とHBM需要

この巨大な需要の根底にあるのは、単なるデータセンターの増設だけではありません。AIの推論処理に向けた、各社独自のカスタムチップ(ASIC)の普及が大きく影響しています。

現在、Googleの「TPU」、Microsoftの「Maia」、Metaの「MTIA」、Amazonの「Trainium」など、自社専用のAIチップの開発と導入が急ピッチで進んでいます。推論ワークロードにおいては、単純な処理性能だけでなく、スループットやトークンあたりの総所有コスト(TCO)、レイテンシなどが重要視されるため、ASICが極めて有効な選択肢となります。その結果、従来のGPUと並行してASICベースの計算リソースが増大し、そこで必須となるHBM(広帯域メモリ)の安定供給を確保することが、各社にとって最優先事項となっています。

自作PCユーザーは早めのメモリ確保が賢明な選択に

このようなメモリ市場の構造変化は、一般消費者にとっても厳しい現実を突きつけています。巨大企業による大型契約で将来の製造キャパシティの大部分がAIセクターに割り当てられれば、一般向けのDRAM供給は後回しにされる公算が大きいです。

当初の市場予測では、現在のメモリ供給不足は2027年半ばまでに緩和されると見込まれていましたが、今回の長期契約の動きにより、供給不足がその時期を越えて長引く可能性が高くなっています。流通量が絞られれば、当然ながら消費者向けPCパーツの価格も跳ね上がるはずです。

もしPCの新規自作やDRAMの増設を検討しているのであれば、相場の下落を待つのは得策とは言えません。現在の市場価格を受け入れ、必要なスペックのメモリを早めに確保しておくことが、自作PCユーザーにとって最も確実な選択となるはずです。

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