タフネススマートフォン市場で知られるUlefoneが、3月2日開幕のMobile World Congress(MWC) 2026に先立ち、新たなプロトタイプ「RugOne Xsnap 7 Pro」を予告しました。本機最大のトピックは、スマートフォン本体から着脱可能なマグネット式のアクションカメラを搭載している点です。似たような製品が多い現在のスマートフォン市場において、アウトドアでの撮影体験を物理的に拡張する独自のアプローチを採用しており、珍しい機能として目立っています。本記事では、公開された情報を基に、その仕様と実用性を紐解きます。

アクションカメラとスマートフォンの融合による撮影体験の拡張
Ulefoneによると、「RugOne Xsnap 7 Pro」に搭載されるアクションカメラはマグネットによる着脱式を採用しており、親指ほどのコンパクトなサイズに収まっています。現時点では、このアクションカメラが50MPのメインカメラを兼ねているのか、それとも独立したモジュールであるかは明らかになっていません。
この小型サイズゆえに、バッテリー駆動時間はInsta360 Go 3Sなどの小型アクションカメラモジュール(約30分)よりもさらに短くなる可能性が考えられます。しかし、Ulefoneはマグネットマウントアクセサリーのエコシステムを展開する予定であり、外部バッテリーモジュールを利用した運用が可能になるはずです。撮影時は、本体の6.67インチ 1.5K 120Hz AMOLEDディスプレイがそのまま高精細なリモートモニターとして機能するため、専用のモニターを別途用意する手間が省けます。
Dimensity 8400と9000mAhバッテリーが支える高い基礎体力
特異なカメラスペックだけでなく、スマートフォンの基本性能も十分に確保されています。SoCにはMediaTekのDimensity 8400 5Gを搭載し、日常的な操作から高負荷なアプリケーションの実行まで、快適な動作が期待できます。
また、9,000mAhという大容量バッテリーを搭載しています。これにより、長時間の屋外アクティビティにおける確実な動作担保はもちろんのこと、着脱式アクションカメラや外部アクセサリーへの給電リソースとしても余裕を持って対応できると言えるでしょう。加えて、64MPのナイトビジョンカメラも備えており、夜間のアウトドアシーンにおける実用性を一段と高めています。
アウトドア撮影の機材を一本化できる、アクティブ層にうってつけの一台
アクションカメラとタフネススマートフォンを物理的に統合するという設計は、これまで複数の機材を持ち歩き、それぞれを個別に管理・運用していたユーザーにとって、機材の軽量化とワークフローの簡略化に直結します。スマートフォン本体用のラギッドマウントの有無など、実運用に関わる細かな仕様については、MWC 2026での正式発表を待つ必要がありますが、今後の続報は見逃せません。
過酷な環境下での使用に耐えうる基本スペックと、マグネット着脱式カメラという拡張性を両立した本機は、レジャーやスポーツの記録を身軽に行いたいユーザーの要求に高いレベルで応えます。荷物を最小限に抑えつつ、スマートフォンの大画面で即座にプレビューや編集を行いたいという方にとって、うってつけの一台です。




