世界初の水冷スマホ「RedMagic 11 Pro」、中身はどうなっている?分解レポート公開

Zack氏(JerryRigEverything)の耐久テストにより、世界初の水冷スマートフォン「RedMagic 11 Pro」の内部構造が明らかになりました。

Snapdragon 8 Elite Gen 5の冷却性能を支える仕組みとは?

Nubiaが発表、世界初の水冷スマホが登場

Nubia(ヌビア)は、グローバル市場向けに「RedMagic 11 Pro」を正式発表しました。本機は、世界初のアクティブ液体冷却システムを搭載した商用スマートフォンとして注目を集めています。

同モデルには、Snapdragon 8 Elite Gen 5が搭載されており、最大24,000 RPMで回転する内蔵ファン、大型ベイパーチャンバー、そして液体ポンプを組み合わせた「AquaCore冷却システム」が組み込まれています。これにより、負荷のかかるゲームプレイ時でも安定したパフォーマンスが維持できる設計となっています。

YouTuberのZack氏が同端末を分解したところ、背面ガラス越しにデュアルカラーの液体が流れている様子が確認できました。彼によれば、液体の動きを視覚化するために何らかのオイルが添加されている可能性があるとのことです。

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独自の冷却構造、ポンプやチューブが一体に

分解動画では、冷却モジュールが一体化されたユニットとして構成されている様子が紹介されました。具体的には、以下の部品が一つの冷却ユニットにまとめられています。

  • 圧電セラミック式のマイクロポンプ

  • アクティブファン

  • ワイヤレス充電コイル

  • 液体冷却チューブ

これらは背面ガラスの内側から剥がすように取り外すことが可能で、柔らかいチューブの中を液体が循環している構造になっています。

SoCを覆うように配置された金属製のダクトには、3Dベイパーチャンバーが組み込まれており、液冷ループの端部がこのダクトと接触して熱を逃がす仕組みです。ただし冷却ループ全体が金属ダクトと接触しているわけではなく、今後の設計次第ではさらなる冷却効率の向上も期待されます。

IPX8等級の防水仕様も確保

RedMagic 11 Proは、冷却用の通気孔を備えていながらも、IPX8の防水性能を実現しています。ファンの通気口から粉塵が内部に侵入するリスクはあるものの、メッシュ状のフィルターを備えることでそのリスクを最小限に抑えています。

画面はMohs硬度6で傷が付き始め、レベル7でより深い溝ができることが確認されています。フレームはアルミニウム製で、一般的なメタルボディスマホ同様、カッターなどでは傷がつきやすい構造です。

なお、現時点でRedMagic 11 Proの日本国内での発売情報は発表されておらず、「日本発売は未定」となっています。

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