最低構成だと3万円を切る価格でクラウドファンディングをスタートさせた7インチの新型UMPC(超小型ノートパソコン)である「Peakago」
こちら現在は先行出資者向けのプレゼントなども発表されています。
この「Peakago」、価格こそ素晴らしいですし、4G LTE搭載モデルなどもあって魅力的なのですが、唯一最大の欠点がCPUでした。
CPUに、Atom Z8350(Cherry Trail)を搭載しており、はっきり言って何をやるにもモッサリで使えないスペックでした。
そのため、デイリーガジェットとしてもオススメするのはかなり難しかったのですが、そんな思いが通じて?か、このたび「Peakago」のCPUがアップグレードされることが発表されました。
これは朗報です。
従来の構成は、下記の通りでした。
- 4GB RAM/64GBストレージ:$269(約29,000円)
- 8GB RAM/128GBストレージ:$339(約37,000円)
- 8GB/128GB + 4G LTE:$399(約43,000円)
これが、↓のように、8GB RAM/128GBストレージ(4G LTEなし)バージョンのみ、CPUがIntel Pentium N4200にアップグレードされます。
さらに、Wi-Fiについても、従来Wi-Fi 4(dual-band 802.11b/g/n/ac)だったものが、Wi-Fi 5(802.11b/g/n/acデュアルバンド)にアップグレードされ、5G帯に対応しました。
しかも価格は据え置きです。
Pentium N4200は、依然として3年前のCPUではありますが、Atom Z8350と比較すると約1.6倍の処理速度が出ます。
この措置は11月22日以降実施されます(従来の出資者にもアップグレード権が付与されます)ので、11月22日以降の構成は下記の通りとなります。
- 4GB RAM/64GBストレージ(Atom Z8350):$269(約29,000円)
- 8GB RAM/128GBストレージ(Pentium N4200):$339(約37,000円)
- 8GB/128GB + 4G LTE(Atom Z8350):$399(約43,000円)
4GB/64GBモデルはとにかく3万円を切る価格というのは維持するようです。
現在の出資状況から見て、一番人気のモデルは4Gなしの8GB/128GBです。
それ以外のスペックについては下記の通りとなります。
- CPU:Intel Atom Z8350 (Cherry Trail)もしくはPentium N4200
- ディスプレイ:7インチ IPS(1920 x 1200)
- OS:Windows10(S mode。Sモード解除可能)
- RAM:4GB/8GB DDR
- ストレージ:64GB/128GB
- バッテリー容量:4,500mAh
- 拡張性:microSD、USB Type-C、USB 3.0 Type-A、Micro HDMI、3.5mmイヤホンジャック
- カメラ:フロント30万画素
- ネットワーク:Wi-Fi IEEE802.11 b/g/n、Bluetooth 4.0
- サイズ:181 x 113.6 x 19.6 mm
- 重量:539g
- その他:重力センサ、タッチパネル、360度Yogaスタイル機構
今回の措置により、ようやくブラウジングなどのライト用途であれば使えるくらいのスペックに、少なくとも8GB/128GB/4Gなしモデルについてはなりました。
依然としてCeleron N4100やCore m3-8100Yを搭載した競合機よりは貧弱ですが、価格で圧倒しているため、有力な選択肢として浮上した形です。
今後に期待したいですね!
クラウドファンディングページはこちらになります。
おわり
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