2万円台の超頑丈タブレット「OUKITEL RT1」レビュー!【大容量バッテリーでSIM対応】

世の中に「タフネススマホ」と呼ばれる高耐久性を売りにしたスマートフォンは数多くありますが、今回レビューする「OUKITEL RT1」は「タフネスタブレット」です。

↓のように前から見ると普通のタブレットのようですが……

↓の背面を見ると、ゴツゴツしていていかにも頑丈そうです。

もちろん見た目だけではなく、MILスペック準拠や防水・防塵、高温耐性、10,000mAh大容量バッテリーなど、「タフネス」の名にふさわしい特徴を備えていますよ。

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タフネスタブレットOUKITEL RT1、さっそく見ていきましょう!

外観とスペック

まずは同梱物から見ていきましょう。

同梱物は、本体のほかSIM/microSDスロット用ピン、USB充電器、USBケーブル、マニュアルです。充電器は海外プラグですが、汎用のUSBチャージャーが使えますので問題ないでしょう。

スペックは下記の通り。

  • CPU:Helio P22
  • GPU:IMG GE8320
  • RAM:4GB DDR3
  • ストレージ:64GB eMMC
  • 拡張ストレージ:microSD
  • ディスプレイ:10.1インチ(1920×1200)
  • OS:Android 11
  • カメラ:リア16MP、フロント16MP
  • Wi-Fi:802.11 a/b/g/n/ac
  • Bluetooth:5.0
  • GPS:対応
  • NFC:非対応
  • 搭載センサ:加速、磁気、ジャイロ
  • SIM:nano SIM(デュアルSIM)
  • 対応バンド帯:
    • GSM:2/3/5/8
    • WCDMA:1/8
    • FDD:1/3/7/8/19/20
  • widevine:L3
  • その他:IP68/69K防水防塵、MIL-STD-810G
  • 充電:9V/2A
  • サイズ:251.2x170x14.5mm
  • 重量:867g(実測)

Helio P22はCortex A53 x8のオクタコア。エントリークラスのスマホによく搭載されているもので、高速なCPUではありません。快適に3Dゲームプレイなどは厳しいです。

ジャイロやGPSには対応しています。ディスプレイはFullHD。バッテリーは10,000mAhと大容量で、確かに駆動時間は良好。

SIMは、デュアルnano SIMもしくはnano SIM + microSDの排他方式。

重量は実測で867gとタブレット平均よりは大幅にヘヴィー。厚みも14.5mmあり、このあたりはさすがタフネスタブレットといったところ。

上部には、電源・音量ボタンがついています。↓

下部には、nano SIM/microSDスロットとUSB Type-Cポートがついています。キャップ付き。

キャップを外すと↓の通り。SIMスロットはピンで開くタイプ。

デュアルSIMなので、↓のようにモバイルネットワーク設定上は2つのスロットが表示されます。

重量は実測で867g。ノートパソコンよりは軽いですが、一般的なスマホ4~5台分の重量感です。

タブレットとしては極めてシンプル

こんな面白いタブレットではありますが、機能はいたってシンプル。

プリインアプリも多くなく、素のAndroidに近い構成です。

Helio P22なのでヌルサクで動くということはありません。最新の120Hzハイエンドスマホになれていると、モッサリ感を感じるでしょう。

ただ、ディスプレイ解像度は高く、ブラウジングや動画視聴、あるいは下記のアウトドアツール類なんかを、屋外でガシガシ使えるという意味では悪くありません。

タフネススマホと同様、タフネスならではなツール類がいくつか入っています。

↓のようにコンパスや角度計など、通常のタブレットやスマホにはない、屋外や特殊場面で便利なツール類です。

ベンチマークスコア

ベンチマークスコアを見ておきます。

Geekbench 5では、シングルコアが153pts、マルチコアが777です。

ストレージはeMMCなので、↓のようになっています。低速気味です。

タフネスタブレットというレアキャラ

以上、タフネスAndroidタブレット「OUKITEL RT1」レビューでした。

高速ではないものの、カバーもつけずに落下や濡れを一切気にせず屋外でガシガシ使えるという意味では、数少ない選択肢になります。

タフネスならではなツール類はもちろんのこと、SIMやGPSにも対応していますので、ニーズに合う人にはハマる商品でしょう。

ただ、一般的なタブレットよりはかなり重めなので、iPad的なノリで買うのはやめましょう。

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