↓でお伝えした「Hand386」は、40MHzのIntel 386sx互換プロセッサを内蔵しMS-DOSやWindows 3.x、95がネイティブで動くミニPCでした。
今回、さらに古の8088を搭載した「Book8088」が発見されました。
AliExpressのこちらのページで2万円台で販売されていましたが現在は売り切れ中。
↓のように、昔のLibrettoやウルトラマンPCを彷彿とさせる正統派UMPCデザインです。
こちら、4.77MHz/8MHzの8088プロセッサ、8087コプロセッサ(オプション)、640KBメモリ、512MB CFカード、IBM-CGAグラフィックカード、ヤマハYMF262-M OPL3サウンドカード(オプション)、MS-DOS6.22、Windows 3.0を搭載しています。チップセットは8259/8253/8237/8284/8288です。
ディスプレイ解像度は640×200の16色表示。本体サイズは、24x15x3cmと分厚くなっています。
インターフェースはCFカード、ISA拡張カードコネクタのほか、USB(CH375B)も搭載しています。
用途としては、昔のDOSゲームをプレイしたり、Windows 3.0時代のソフト資産を活用するということがあるかもしれません。(とはいえ、大半のユースケースではエミュレーションのほうが快適でしょうが……)
製品ページには、↓のようにインテルから8086が登場した1978年、IBM 5150が出た1981年などに並べて、2023年の本機が紹介されています。なかなか面白い趣向です。
40年以上前のプロセッサを搭載した夢とロマンのUMPCです。
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