TCLから「紙のような」カラーディスプレイのスマホが登場【TCL 40 NXTPAPER】

中国のTCLは、同社が数年前から試験的に投入してきた「紙のような」カラーディスプレイ「NXTPAPER」を搭載したスマートフォン「TCL 40 NXTPAPER」と「TCL 40 NXTPAPER 5G」を発表しました。

NXTPAPERは、反射が少なくマットでアンチグレアなカラーディスプレイで、紙のように見えて目が疲れにくいといいます。ただ、Kindleなどに搭載される一般的な電子ペーパーと異なり、低消費電力でリフレッシュレートが低いというわけではありません。実際、本機は90Hzのリフレッシュレート。

そのため、同社によると液晶と電子ペーパーの良いとこ取りのような画面ということです。

本機はヨーロッパで発売され、今年後半にはグローバル展開される予定。

ディスプレイ以外のスペックは、いわゆるローエンド機のそれになります。

まず「NXTPAPER 40」はMediaTek Helio G88、8GB/256GB、6.78インチ(2460×1080)、最大450ニト、Android 13、5,010mAhバッテリー、リア50MP+5MP+2MP、フロント32MPカメラ。サイズは168.2×75.5×7.9mmで、重量195g。価格は199ユーロ(約32,000円)です。

「NXTPAPER 40 5G」の方は、Dimensity 6020、6GB/256GB、6.6インチ(1612×720)、最大500ニト、Android 13、5,000mAhバッテリー、リア50MP+2MP+2MP、フロント8MPカメラ。サイズは164.5×75.4x9mmで、重量192g。価格は249ユーロ(約40,000円)です。

通常、5G対応モデルと非対応モデルがある場合、5Gモデルの方がスペックが高くなる傾向にありますが、本機はSoCを除くと5Gの方が全般に低スペック。ただしSoCは5Gの方が上です。

これは両モデルで価格差を縮めるためかもしれません。

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