今回は、Headwolfから新発売になった12インチの大型Android 14タブレット「Headwolf HPad6」を購入したのでレビューします。
廉価機最速クラスのHelio G99チップセット搭載、12インチ2kディスプレイに最新Android 14という良好な構成のタブレット。
価格は、楽天の↓で税込37,999円で、現在「クーポン獲得」をクリックすると7,000円OFFの30,999円で購入できます。
また、アマゾンではこちらのページで43,999円から14,000円OFFクーポンが適用できるため、29,999円で購入可能です。
3万は高コスパとなります。
↓でレビューした8.4インチの「Headwolf FPad5」も、現在2万円ちょっとでセール中。Helio G99搭載で、小型Androidタブレットとしてはかなり決定打的な一台となっています。
今回の「Headwolf HPad6」も、廉価大型タブレットとしてはかなり完成度高くなっています。
というわけで、さっそく見ていきましょう!
外観とスペック
まずは同梱物から。↓のように、タブレット本体のほか、マニュアルとUSB-Cチャージャー、USB-C to Cケーブル、SIMピンが付属します。
チャージャーは20wで小型。マニュアルは↓のように日本語対応しています。
つづいて実機を見ていきます。
12インチとなると最小クラスのモバイルノートパソコンくらいの大画面になります。一般的なタブレットが10〜11インチですので、それよりも一回り大きいです。
スペックですが、SoCにはMediaTek Helio G99、12インチ(2000×1200)ディスプレイ、8GB LPDDR4x RAM、256GB UFSストレージ、リア16MPフロント8MPカメラ、8,800mAhバッテリーとなっています。
OSは最新のAndroid 14で、18wの急速充電対応。
デュアルnano SIMによるモバイルデータ通信に対応。バンド帯は、2G GSMがB2/3/5/8、3G WCDMAがB1/2/5/8、4GがB1/3/5/7/8/18/19/20/26/28AB/34/41です。
GPSチップ搭載で、もちろん技適やPSEも取得済みです。
センサ類は、加速度・光・近接・ジャイロ。widevine L1にも対応しています。
背面はメタルパネルです。↓
技適番号は本体裏面にも貼られています。↓
カメラバンプはFPad5同様、角張ったスクエア形状。
底面には↓のようにUSB Type-Cポートと2スピーカー、SIMトレイ。
付属のピンで開けると、nano SIM x2もしくはnano SIM + microSDの排他方式の一般的なスロットとなっています。
逆側にも2スピーカー。合計4スピーカー構成となっています。
底面には何もついていません。
上部には、電源ボタンと音量ボタンです。
厚みは実測7.3mmと、廉価機としてはかなり薄型。
重量は12インチとしては一般的な547g。薄型形状なので、手に取ってもズシリ感はなく、むしろ軽いと感じます。
iPad Airとの大きさ比較
12インチ機ということで、もっとも一般的なタブレットサイズである10.9インチのiPad Airと比較してみましょう。↓の通り、幅は同じくらいですが、縦向きにかなり大きくなっています。
ディスプレイは↓の通り。ベゼル幅は同じくらい(本機の方が数mm薄い)です。
表示品質ですが、本機のディスプレイは明るく見やすいですが、上記いずれも最大輝度で実物を見比べると、iPad Airの方が若干明るくなっています。
また、色味については、暖色強めのiPad Airに対して、本機は寒色強めに出ます。ただ、見づらいということはなく、高精細な表示です。
実際の使い勝手
初期セットアップを完了した初期ホーム画面は↓の通り。
プリインアプリは↓の通り。セットアップ画面をはじめ、至極シンプルなAndroidそのままといった印象。
大画面タブレットですと、表示倍率などで間延びしたようなUIの機種も少なくありませんが、本機は12インチながらUIも見やすいです。
↓のように設定画面は2ペイン表示になります。
縦向き表示でも同様。↓
↓のように、デイリーガジェットを表示すると、PCライクな表示になります。
16:9の動画を再生したところ。↓上下に黒帯が入ります。
クアッドスピーカー搭載ですが、音質は廉価機として並の水準です。上下にスピーカーがついているので全体的に鳴ってくれますが、そこまで迫力あるわけでも良い音質というわけでもありません。
原神は最低画質でスムーズにプレイ可能です。↓
ベンチマークスコア
最後にベンチマークスコアを見ておきます。
Geekbench 6のスコアですが、これまでHelio G99搭載機は大量にレビューしてきましたが、もちろんそれらと同等レベルで、シングルコア734、マルチコア2046でした。
GPUスコアは1278。1〜2年前のスナドラ600系くらいのパフォーマンスです。
ストレージはUFSということで、読み込み書き込みいずれも400〜600MB/sのスピードが出ています。
コスパ最強クラスの大型タブレット
以上、見てきた「Headwolf HPad6」ですが、やはり12インチ大画面を活かした動画・ウェブ閲覧・雑誌などの電子書籍・ゲームといったコンテンツ消費に向いたタブレットです。
コンテンツ消費だけでなく、SIM対応だったりwidevine L1対応だったりGPSも対応していたりセンサ類も一通り搭載していたりと、様々な用途に活躍してくれる一台になっているでしょう。
そこまで高いパフォーマンスは必要ないが、一般的なユースケースでは快適に使いたいといったニーズにはよくハマるタブレットだと思います。
というわけで、高コスパで「使える」大画面タブレットをお探しの方は、ぜひチェックしてみてください!
デイリーガジェットYouTubeチャンネル!
(”ほぼ”毎日更新中!)
デイリーガジェットでは、UMPC(超小型PC)、スマホ、タブレット、レトロPCをはじめとして、商品のレビューやインタビューの動画を、YouTubeに”ほぼ”毎日公開しています。
デイリーガジェット動画部のVTuberである風林火山朱音とケンがゆるい感じにレポートしています。
ぜひ↓からチャンネル登録をお願いします!