Huaweiから6,620mAhバッテリーと90Hzディスプレイ搭載の低価格ミッドレンジスマートフォンが登場!【Enjoy 80】

約165ドルという手頃な価格で登場した「Huawei Enjoy 80」は、6,620mAhの大容量バッテリー、50MPのメインカメラ、90Hzディスプレイを備えたミッドレンジスマートフォンです。ただし、Huaweiはいくつかの点でコスト削減を行っており、全体的にスペックに割り切りが見られます。

Huaweiの最新ミッドレンジモデルは、モダンなデザインを採用。ピル型のカメラモジュール、フラットなフレーム、そして3種類の異なる質感を持つ4色展開の背面カバーが特徴です。中でも特筆すべきは、6,620mAhの大容量バッテリーです。

Huaweiによると、このバッテリーは最大1.4日間の動画再生、または最大2.6日間の音楽ストリーミングが可能とのこと。Enjoy 80はUSB-C経由で最大40Wの急速充電に対応していますが、ワイヤレス充電は非対応です。6.67インチのIPSディスプレイは90Hzのリフレッシュレートに対応していますが、解像度は1,604×720ピクセルと控えめ。電源ボタンには指紋センサーが統合されており、前面中央上部には8MPのパンチホール式インカメラが配置されています。

背面のカメラモジュールは、AppleiPhone 16のカメラバンプに似たデザインとなっており、f/1.8の50MPメインカメラと、動画撮影は最大1080p対応の2MPサブカメラを搭載。ただし、搭載プロセッサに関する情報は明らかにされていません。本体の厚さは8.25mmで、OSには中国市場向けにHarmony OS 4.0を採用しています。5G通信には非対応ながら、デュアルSIMスロットは備えています。

価格と発売情報

中国市場では、Huawei Enjoy 80のベースモデル(128GBストレージ)が約165ドル(約25,000円)から、最上位モデル(512GBストレージ)は約233ドル(約35,000円)となっています。なお、現時点ではグローバル市場での発売に関する発表はありません。