Anbernicが新型ポータブルゲーム機「RG34XX SP」の開発を進めているとのリーク情報が出てきました。すでに2025年最初の新製品として「RG557」をグローバルリリースしたばかりの同社ですが、リークによると今年中にさらに10モデル前後を投入する計画があるとみられています。
「RG34XX SP」は、Game Boy Advance SP(GBA SP)風デザインを採用しつつ、現行の「RG35XX SP」から劇的な性能向上はない模様です。
当初は新型チップセットの搭載が噂され、Rockchip RK3566とUnisoc Tiger T618の中間にあたるMediaTek Helio P65が候補に挙がっていましたが、最新の情報では、過去1年でAnbernicが多くの低価格機に使用してきたAllwinner H700チップが引き続き採用される見込みとなっています。
つまり、処理性能は現行の「RG35XX SP」(現在Amazonで約79.99ドル)とほぼ同等にとどまる可能性が高いです。
なお、競合メーカーPowkiddyも、折りたたみ型デザインの「V90 V2」を準備しているとの噂があり、今後このジャンルの盛り上がりにも期待が集まっています。
「RG34XX SP」と「RG35XX SP」の主な違いはサイズとディスプレイにあるとされ、前者はオリジナルのGBA SPにより近いコンパクトな筐体を採用。
ディスプレイは3.4インチ、解像度720×480ピクセルで、GBAゲームをちょうど2倍の整数スケーリングでエミュレーションできる設計になっているようです。
発売時期については、早ければ来月中に登場予定で、今後2週間以内には公式ティザーが公開される可能性も示唆されています。